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2015年3月31日(火曜日)

勝手にSPERIOクロニクル 2015シーズン開幕! 対ベイエリアFC戦

カテゴリー: - yamaneko @ 17時00分53秒

 昨年は勝ち点、得失点差で並びながら、総得点の差わずかに1でブロック優勝と昇格を青梅FCにかっさらわれてしまったスペリオ城北――てな感じの“悔しさにじみ出す系”の書き出しも、これで一体何回目になるのでしょうかw 2009年の2部昇格から数えてすでに今年でなんと7シーズン目、臥薪嘗胆の年月が長すぎて、もう舌がバカになりかけたうえに薪の枕でもグーグー寝れちゃいそうになってる自分がコワイのですが、とにもかくにも、今シーズンこそは「優勝」ってやつを体験してみようじゃないですか。見たことのない景色を見に行こうじゃありませんか。今年もこれから数ヶ月、できる限りスペリオ城北の試合のレポートをお届けできればと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。

■うらやましい!「天然芝」グラウンドを持つ「ベイエリアFC」

 開幕戦の対戦相手は昨シーズン3部2ブロックを制して、2部陥落から1年で戻ってきたベイエリアFC。
 城北とは過去に一度だけ公式戦での対戦がありまして(2012年の2部カップ戦)、その時は3-0で城北が勝利しています。
 クラブの公式サイトはあるのですが、チームのメンバーリストなどの掲載がないので、選手層については詳しいところは分かりません。MIXIにはコミュニティも存在していて、そこには「JFL加入とJクラブと契約できる選手の育成を目指し2001年に東京都社会人リーグに新規加盟」との説明文がありました。占有的に利用可能な天然芝のグラウンド(with LED照明!)を活かして、キッズ、レディースから社会人まで、フルレンジのサッカークラブとして江東区を中心に活動、とのことです。
 ところでこの天然芝のグラウンドって、自治体の施設ではなくこのクラブの所有、なのでしょうか。過去にTOKYO FOOTBALLにて告知されていた選手募集を見ると、「クラブ専用の夜間照明付の天然芝サッカー場ベイエリア・グランドを有しており」とも書いてあって、そうだとするとこれはちょっとスゴイ。ただ写真を見る限りスタンドがないのは少し残念かなー。ですが、こうして各地に街のクラブができて、それぞれの地域に根を下ろしつつサッカー環境が向上していくのは間違いなく素晴らしいことです。東京を“フットボールの都”に成長させていくために、互いに大いに切磋琢磨してゆける相手だと思います。・・・何か今日は妙に四字熟語が多いなw

■城北は4-5-1を選択

 さて、この日の城北のスターティングメンバーは磯部をワントップにした4-5-1。
 中盤の構成はトップ下に成岡、左SHにシンペー、そして右SHには東京カップでもすでに出場経験のある新戦力の岡田、CHは稲畑とこれも新加入の小林築選手のコンビ。
 DFラインは左から原田、望月、上田、米口、GKには山野。4-5-1で試合に入るのはかなり久しぶりですね。新戦力がどこまでフィットしているか、注目したいと思います。

 対するベイエリアは中盤フラットの4-4-2・・・と見受けられました。多分こんな感じ。

  13  8  
10  6  9  4
3  5 11 14
   GK   

 では、試合をふりかえってみましょう。

■MATCH REPORT

第49回東京都社会人サッカーリーグ
2部3ブロック 第1節
2015/3/29 19:00 KICK OFF
SPERIO城北 - ベイエリアFC
北区赤羽スポーツの森公園競技場

 前半6分、PA前やや右の位置からFKをベイエリア#9に決められ、城北としては大いに苦しい立ち上がりとなった。しかしゴール左隅のあのコースにコントロールされたらもう相手を褒めるしかないだろう。
 試合序盤の城北は全体的に固さが目立ち、ボールを落ち着かせられない時間が続いた。ファーストタッチが大きくなって相手に寄せられてしまったり、パスがずれたりでゲームの主導権を握りきれない。そうこうしている前半10分、中盤でのパスミスからボールを失いカウンターを浴びる大ピンチを迎えたが、ここは山野が辛うじシュートをセーブし事なきを得る。ここで失点を重ねていたらゲームはさらに難しくなっていただろう。殊勲の好セーブであった。
 前半の潮目を変えたのは11分、小林が原田に送ったの左サイドへの大きなサイドチェンジパスだろうか。原田のクロスはゴール前のシンペーには合わなかったものの、これで城北はサイドの崩し方を思い出した様子。続く14分には望月が左に流れた磯部にロングフィード、磯部は的確にポストプレーをこなしてオーバーラップした原田に展開、原田は深くサイドをえぐってグラウンダーでマイナスのクロス。中央での岡田のシュートはGKにキャッチされたが、ようやく城北の攻撃がかたちになってきた。
 そして待望の同点ゴールが生まれたのは前半26分、11分のプレーの再現を見るような小林の素晴らしいサイドチェンジパスが原田に通り、原田はそのままPA内まで侵入。相手DFに寄せられながらもボールを保持して中央のスペースにボールを戻すと、そこに飛び込んできたのは成岡。右足アウトサイドでゴール右隅に流し込むビューティフルゴール。
 前半29分にはベイエリア#4にヒヤりとするロングシュートを打たれたが、枠をわずかに外れ、得点1-1で前半を終了。

 後半頭から城北は岡田に代えてベンチに温存していたエース長澤を投入。小林が右SHに回り、成岡がCHへとポジションを落として、慣れ親しんだ4-4-2に配置を変更した。
 後半4分、小林ののシュートのこぼれ球を成岡が押し込むが惜しくもオフサイドの判定。後半8分にも成岡のクロスから稲畑がシュートチャンスを掴むなど、城北に得点の気配が近づいてくる。成岡の効果的な左サイドへの展開からFKのチャンスを掴むと、後半10分、シンペーの蹴ったインスイングでゴールに向かってくるボールを望月が頭でゴール右隅に流し込み、ついに城北が逆転。
 そして後半20分には、右サイドでの競り合いから稲畑、磯部、長澤とシンプルにボールを回して左サイドのシンペーへ。シンペーはスライディングしてくるDFを一人かわす落ち着きを見せて、ニアサイドに強烈なシュートを突き刺した。この3点目で試合の大勢はほぼ決したと言えるだろう。ここからベイエリアの選手たちの運動量は目に見えて落ち始め、長澤(PK)、上田、成岡、原田、そしてシンペーがさらにもう一点を叩き込むゴールラッシュ、後半だけで7得点の猛攻を見せて、8-1で見事に開幕戦を勝利で飾ったのであった。

【2015】SPERIO城北−ベイエリアFC【TSL-1】

SPERIO城北 8 - 1 ベイエリアFC

得点者:
ベイエリアFC #9  ’6
成岡 ’25 ‘75
望月 ’50
渡邉 ’60 ‘80+
長澤 ’64
上田 ’74
原田 ’77

アシスト:
原田1 渡邉1 長澤1 磯部1 上田1

■後半のフォーメーション変更が呼び込んだ勝利

 これまでしばしば開幕戦はなかなかエンジンがかからず、どっちかというと苦手としてきた城北としては、8-1という結果は望外のもの。まずはこの素晴らしい勝利を成し遂げた選手たちには最大限の賛辞を送りたいですね。
 特に、後半長澤が入って4-4-2に移行してからは、長澤がDFラインを引きつけてくれるようになって、DFとMFのラインの間で楔のボールを受けたり、ギャップのスペースやDFライン裏に鋭く入り込むのを持ち味とする磯部の良さがより出せるようになりました。前半のように後方からライン裏にアバウトに入れたボールで走らせたり競らせたりするのでは磯部がちょっと気の毒かも。ツートップが積極的に敵SBの裏のスペースを狙ったり、サイドでの組み立てに参加できるようになって、前半はミドルサード付近で蓋をされることが多かったサイドでの展開もアタッキングサードまで侵入できるようになり、より危険なものになっていました。
 そしてやはり成岡はCHのやや下がり目の位置で悠然とボールを捌きつつ、前線に積極的に顔を出して攻撃に厚みを加えるのが効果的なようです。4-5-1の時の方が、まあ慣れていないせいもあるでしょうが、中盤全体がやや窮屈な(それでいてパスコースはあまりない)感じがしました。当然、これは相手の出足との関係もあるでしょうけど。
 あと特筆したいのは、前半の同点ゴールの際のシンペーのフリーラン。小林からパスが出そうな瞬間に中央にカットインして相手の右SBを引きつれていったので、サイドチェンジに対する右SBの対応を遅らせています。ゴールの影の立役者ですね。

 新戦力についてですが、中盤深い位置からの効果的なサイドチェンジを度々見せた小林選手のプレーは強く印象に残りました。こういうボールを出せる人が入ったのなら、成岡を一列前で使ってみる4-5-1が選択されたのも理解できるような気がします。また後半途中から出場した西松選手は、上田のゴールや成岡の2点目を呼ぶ配球の起点となっており、ゲームを読むセンスを感じさせますね。さらにチームにフィットしていって欲しいところです。今後吉見監督がどういう判断と選択をなされるか、大いに楽しみだと言えるでしょう。

■“二の轍”を踏まないために、敢えて苦言。

 これだけの大勝を見せてくれた試合に文句を付けるのも何なのですが、やはりゆるがせにできない点が一つだけあります。それは前半10分、山野が辛うじて弾いて難を逃れたシュートを打たれた場面です【動画では1分35秒から】。この場面をくり返し見ていて、“何となく既視感があるな”、という気がしました。つらつら思い返してみると、これは昨年の青梅FC戦、岩田選手に決められた形に似ているのです。今回のケースを順を追って見てみましょう。

^霹→岡田へのパス。岡田のリターンが稲畑に合わず、ベイエリア#4がインターセプト。

稲畑がファーストディフェンダーとして#4のチェックに向かうも、相手にターンを許してしまう。

#4が城北のCBとCHの作る四角形の真ん中にポジションを取った#8に楔を入れる。モッチーの潰しはすでに間に合わない。

#8はシンプルに城北の左サイドに展開。ベイエリア右SBの#14が受ける。

ゥ棔璽襪旅塋を見て原田は急遽#14のマークに向かうのだが、それは逆にDFラインのギャップを広げ、自分の裏のスペースを大きくすることになってしまった。#14はワンタッチでそのスペースにボールを出して原田をかわし、#4が抜け出してPA内でパスに追いつく。

#4の角度のややない場所からのシュートは山野が何とかセーブしてくれて事なきを得た。が、この局面では中央で#8が完全にフリーな状態になって待ちかまえており、ここに折り返されても相当に危険だったと思われる。

 青梅戦での失点シーンはこちらです。

【TSL-13】SPERIO城北 - FC青梅(5分15秒から)

 ボールロスト→ファーストディフェンスが効かない→2ラインの間で起点を作られる→SBの裏を突かれてシュートまで、という事態の推移の《基本的な構造》は類似しているように思われます。私が言うのはあくまで映像から述べる結果論に過ぎませんが、どちらのシーンでもDFのためのアクションがすべて後手を踏んでしまっており、要するに短い時間と少ない手数で“かなり決定的に崩されている”のです。

 まずこのシーンでは#4にはボールを奪いにいくよりは、“前を向かせない”ことを重視したアプローチが必要だったかもしれません(まあ、あの稲畑をかわしてターンした相手もなかなかスゴイ訳ですが)。
 そして2ラインの間に浮いたポジションを取った#8には、稲畑のポジションを埋めていた成岡がついていくか、あるいはモッチーが早めに前に出て潰しにいくか、いずれにしても浮かせたままにしてあの位置で起点を作らせるのを避けたいところです。

 また、原田の方は、まだ結構ゴールまでは距離がある位置だったこともあり、#14のマークに向かって後方のギャップを大きくするよりは、速やかに自分の持ち場に戻ってDFラインを作り直すという選択もあり得たと思います。で、DFラインを揃えて裏へ抜けだそうとする#4をケアし、#14に対してはシンペーがダッシュでポジション(左SH)に急ぎ戻って圧力をかける。または原田がSB#14に食いついた以上、裏に抜けようとする#4には成岡がマークしてついていくべきだったかもしれません。

 どうかここでよく思い出して欲しいのです。結局、“あの岩田にやられた1失点”さえなければ、今頃1部で戦っているのはスペリオ城北だったということを。同じ轍を踏むわけにはいかないのです。その1失点が命取り、それが冗談ですまないのが東京都社会人リーグ2部だということは去年戦った選手なら骨身に沁みているはず。最終的な勝利をつかみ取るためには、この守備のディテールにこだわる必要が絶対にあります。もちろん、私の見立てはあくまで素人のものにすぎませんから、的確なものではないかもしれません。この場面を見直して、選手のみなさんが守備についての色々な話し合いをしたり共通認識を作るための材料にしてくれたらいいなと、考えています。

 さあ、長いようで短いシーズンがついに始まりました。今年こそ、最高の秋を迎えましょう。そのための努力を、私たちサポーターも決して惜しまないことを選手のみなさんにお約束します。がんばろう、城北!

 そして追伸・・・

 原田選手、2014年度MIP受賞おめでとう!
  &
 上田選手、移籍後初ゴールおめでとう!
  &
 そしてホリケン、負傷からの復帰、おめでとう!


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