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やまねこ書店のご利用法

2011年12月30日(金曜日)

年の瀬です。

カテゴリー: - yamaneko @ 23時48分00秒

 今年もいよいよ残すところあと1日となりました。私もようやくのこと、今日が副業の仕事納め。

 しかし、あと1日ではとてもではありませんが、大掃除も年賀状の用意もままなりません。基本的には大晦日の夕方以降は完全にくつろぎモードに入りたいものですから。とにかく嫁さんと協力して、明日の昼のうちは、大晦日とお正月のご馳走の用意をしたいと思っています。他のことはまあ、まあまあ、まあまあまあ、という感じでw

 * * * *

 来年の抱負、というわけでもないのですが、考えていることが一つ。

 久しぶりに夏目漱石の作品を読み返そうかなと思っております。

 前期三部作、後期三部作などの主要な作品はもちろん学生時代に読んでおりますし、『坊つちやん』や『猫』などは、まあ、折に触れて読み返しもしていますが、あらためて全集を一巻から最後まで読み返すつもりでおります。

 というのも、先日のドラマ『坂の上の雲』で脚本家が漱石に言わせた台詞がとことん気に入らなかったせいなのですが。

 『大和魂』という言葉がもてはやされるのを揶揄する漱石(この揶揄の部分は『猫』の苦沙彌先生の有名な詩文だ)。それに対して、「馬鹿にしているようで不愉快だ」と不満を言う子規の妹、律。「淳さん(秋山真之)が命がけで戦っているのは何のためだ」と。漱石は謝って、「揶揄した訳ではなく、これは妬みだ」、と答える。

 文学士などと言っても、いざとなれば軍人に頼るしか生きていけない。それでは三文の価値すらない、自分の無力が悔しい。バルチック艦隊に負けたら日本はロシアの植民地になる。そうなったら日本の文学と伝統文化は死滅させられる。私はかつて文学を捨てて軍人となった秋山を軽蔑したが、今頼れるのはその秋山だ・・・(大意)

 私の漱石に対する捉え方から言うと、「おいおいおい、漱石はそんなことは絶対言わないだろ」というような言葉。

 このシーンが司馬の原作にあったものなのか、それとも脚本家の考案したものなのかはわかりません。司馬の原作は読んでないので。では、こうした台詞の下敷きになった発言や記述は、漱石の作品や評論、日記や書簡の中に果たして存在したのでしょうか。それを漱石全集を読み直して、調べてみたいのです。
 というか、日露戦争後の夜郎自大な「一等国」としての浮かれぶりを『三四郎』で鋭く批判した漱石がこんな文言を残しているはずない、という確信が先にあって、それを確認したいだけではあるのですが。「負けたら日本はロシアの植民地にされる」とか、当時の大衆新聞と同程度どころかそれ以下の国際政治認識しか持ってなかったなんて、とても信じられない。てか馬鹿にしてんのか(^ω^#) 漱石の遺族はマジで怒っていいレベル。

 私の思うところでは、漱石は日露戦争時のメディアを介して作り出された高揚感や、「大和魂」「軍神」といった軍国的シンボルの虚構性を見抜き、それらによる国民精神の戦争への動員を批判する視座を持ちえた数少ない人の一人のはずです。このドラマの中で、そうした国民動員のための「神話」形成を批判する路は、漱石の視座以外には存在しなかったはずなのです。
 しかし、このドラマはそれを自らこんなかたちで閉ざしてしまいました。ファ●キンです。いくら日本海海戦が迫力たっぷりに描かれていたとしても、このドラマの価値は私の中では漱石のこの扱い一点を持って最低ランクに落ちました。3年間かかって、結局こんな話にしたかったのかよ、という感じです。
 正岡律の言葉は、まさに

 「兵隊さんが戦地で必死に頑張っておるというのに、何ちゅー不謹慎なことを言うのか、この国賊めがぁっ!!」

 というのと変わりません。

 こんな台詞を俺の菅野美穂に言わせたのが許せないw
 そしてその言葉に漱石をあっさりと屈服させて頭を下げさせたことが許せない。
 ドラマを見てから一週間ちかく経ちますが、今もフツフツと怒りが湧いてきます。

 さて、全28巻ある漱石全集を1年で読むには、1ヶ月に2冊から3冊は読んでいかなくてはなりませんね。がんばっていきましょう。


2011年12月22日(木曜日)

野菜が届く。

カテゴリー: - yamaneko @ 21時35分23秒

 ご実家でお祖父さんが農業をされている友人が、今年も野菜を送ってくれた。
 たっぷりの深谷ねぎ(高級品!)に、白菜、ほうれん草、人参、大根、山芋などもりだくさん。どうもありがとう。美味しくいただきます。

 ねぎと白菜はやっぱ鍋でFA。今夜は献立が鶏手羽の焼き物に決まっていたので、これは明日。
 ほうれん草と山芋はさっそく今夜の副菜にする。ほうれん草は茹でておひたしにして、山芋は拍子木に切ってポン酢で和えてみた。鶏手羽は2日間ニンニク醤油に漬け込んだ味の強いものなので、きっといい相性でしょう。

 * * * *

 今夜の一冊はこちら。

 
『プラスチック・ワード』 商品詳細へ

『プラスチック・ワード』 ウヴェ・ペルクゼン(藤原書店)


2011年12月19日(月曜日)

横浜へ

カテゴリー: - yamaneko @ 22時15分25秒

 今日は横浜で午後から仕事。

 帰りは新宿湘南ライナーが停まってしまい難儀。まだ電車に乗る前だったのはせめてもで、いつまで経っても運転再開の目処がたたないので、急遽東横線に切り替えて帰宅。くたびれました。

 横浜では『日本海海戦の真実』野村實、『参謀本部と陸軍大学校』黒野耐(いずれも講談社現代新書)、『日露戦争スタディーズ』小森陽一・成田龍一編著(紀伊国屋書店)と日露戦争と軍事関連の本を購入。

 あとサイードの『イスラム報道』(みすず書房)があったので買う。

 今日の一冊はこちら。

『ソクラテスはなぜ死んだのか』 商品詳細へ

『ソクラテスはなぜ死んだのか』 加来彰俊(岩波書店)

 今日はちょっと疲れてしまったので、これにて失礼をば。


2011年12月16日(金曜日)

物欲の虫が・・・

カテゴリー: - yamaneko @ 22時48分23秒

 またぞろ騒ぎ出しておりますw

 PC用のモニタが欲しい。

 というか、実際はゲーム用のモニタなのだが。

 今のところ、

 三菱電機の

 Diamondcrysta WIDE RDT233WX(BK)

 またはiiyamaの

 ProLite XB2374HDS-B PLXB2374HDS-B1

 この2つに購入候補を絞り込んでおります。(リンク先はいずれも「価格.com」)

 どちらもIPSパネルを採用していながらこの低価格。両機ともIPSパネルの弱点である動画表示への対策として「オーバードライブ機能」といったものを実装しているため、動画・ゲームといった用途への対応もおそらく問題ないレベルに達していると思われる。

 実勢価格は、三菱が26,000円−32,000円、iiyamaのものが22,000円-25,000円といったところで、コストパフォーマンスは後者が上。3:7でiiyamaに軍配があがりそうな状況。しかもiiyamaはHDMIケーブルまで付けてくれる。親切(^^)

 しかしiiyamaの商品はHDMI端子が一つしかないので、将来の拡張性という点では三菱がやや有利か・・・。

 ただ!! 私は「三菱」という会社が様々な意味でとても嫌いなのでw、心情的には大いにiiyamaに傾いております。昔からiiyama好きだったしね(とは言え、今のiiyamaは昔の会社とは違うんですが・・・)。

 今はこれがベストな選択かもしれない。あとはやっぱり実機を見て、発色や映像の写り具合を確認してみないといけませんね。


2011年12月15日(木曜日)

お食事会

カテゴリー: - yamaneko @ 23時35分10秒

 今夜は友人を家に招いてお食事会。メニューは何と鶏の丸焼きw

 実は最新号の「おかずのクッキング」に家庭でも簡単にできる鶏の丸焼きのレシピが載っていたのでやってみたくなり、丸鶏を手に入れたのがきっかけ。
 これが実に見事に大きな鶏で、夫婦二人ではとても食べ切れそうになかったので、急遽友人を呼んでみたというわけです。

 塩を全体にまんべんなくすり込み、1時間ほど寝かせてからバターをこれまたまんべんなく塗って、230度に温めたオーブンで1時間焼くだけ。レシピの手順はごくごくシンプル。

 しかしあんまり大きかったのでオーブンで2時間ちかく焼いても焼ききれず、一度さばいてからもう一度ガス台のグリルで焼きなおすとか、こんな料理をしたのは初めての体験なのでまったくテンヤワンヤでしたが、実にジューシーに焼きあがりました。

鶏!

 「“かわいそう”とか思ったら憑きますよ」とは土井善晴の言w。

 足を結んであげなかったのでちょっと焼けあがりの姿がはしたない感じになっちゃいましたが、マンガに出てくるような見事な鶏の丸焼きができました。

 モモ、胸、手羽とさまざまな部位を一度にいただいて、すっかりおなか一杯です。ごちそうさまでした。鶏さんありがとう。

 ちょっと早めのクリスマスディナーでした。

 * * * *

 そんなわけで、今日の登録は在庫の山の一番上にあった本を無作為抽出。

『戸籍が見張る暮らし』 商品詳細へ

『戸籍が見張る暮らし』 佐藤文明(朝日新聞社)

 

 


2011年12月14日(水曜日)

おのおの方!

カテゴリー: - yamaneko @ 18時21分22秒

 討ち入りでござる!!

 ・・・今日は12月14日、赤穂浪士吉良邸討ち入りの日、という訳で『忠臣蔵―意地の系譜』という本を登録してみます。

『忠臣蔵―意地の系譜』 商品詳細へ

『忠臣蔵―意地の系譜』 佐藤忠男(朝日新聞社)

 この本は赤穂事件の経緯について論じたものではなく、赤穂事件、そして「忠臣蔵」というドラマを日本人がどのように受け止めてきたかを論じたものです。ひとつの精神史の試みというべきでしょう。

 で、ついでという訳ではありませんが、江戸つながりということでもう一冊。
 
『歴史の中の江戸時代』 商品詳細へ

『歴史の中の江戸時代』 速水融編(藤原書店)

 これは1977年に刊行された同名の本の新装版、ですね。以前は東洋経済新報社から刊行されていましたが、新装版は藤原書店の刊行です。内容は速水氏が分野横断的にさまざまな研究者と行った対談が中心なのですが、西洋中世史の増田四郎、民俗学の宮本常一との対談などが興味深いです。またこの新装版の最終章は『武士の家計簿』『殿様の通信簿』などの著作で知られる磯田道史氏(日本社会経済史)との対談となっており、これは新装版のみの新収録です。

 


2011年12月13日(火曜日)

のらくら日記 12/13

カテゴリー: - yamaneko @ 23時39分56秒

 今日は午後から池袋で缶詰になって仕事。と言っても夕方で無事に解放されましたが。

 それにしても今日の東京はいいお天気でした。来るお正月もこんな穏やかな天気であってほしいものです。・・・お正月の話をするのはまだ早いか。

 今夜の我が家の晩ご飯は、ぶりの照り焼き、蕪と油揚げの煮物、蕪の皮を細かくきざんで塩で揉んだお漬物、そして蕪の葉と豆腐のお味噌汁。蕪三昧といった感じですが、葉っぱも青々とした立派な蕪だったのでとても美味しかったです。煮物はだし汁と薄口しょう油だけで味をつけたごくあっさりしたもの。なので味の強いぶりの照り焼きともいい相性でした。どうやら、もう和食が体にうれしいお年頃、のようです。

 で、本日登録した一冊はこちら。

『安ければ、それでいいのか』 商品詳細へ

『安ければ、それでいいのか』 山下惣一編著(コモンズ)

 TPP、本当に勘弁して下さい・・・。

【関連書】
『ファストフードが世界を食いつくす』 エリック・シュロッサー

『儲かれば、それでいいのか グローバリズムの本質と地域の力』 本山美彦・山下惣一他

『母のキッチンガーデンから 「もったいない」と「豊かさ」のゆくえ』 シニット・シティラック

『反グローバリゼーション民衆運動』 アタックの挑戦 ATTAC編


2011年12月12日(月曜日)

市川森一さん死去・・・

カテゴリー: - yamaneko @ 18時16分10秒

 さびしいです。非常にさびしいです。

 私はやはり『ウルトラセブン』を観ることではじめて、“自分にとって正しいと思えることも、相手にとってはただの暴力でありうること”、とっつめて言うと、世界の相対性ということを学んだ気がしています。それは市川さんだけでなく、金城哲夫さん、上原正三さんらの作品に負うところも大きいのですが、とにもかくにも、子供心に物事を考えるきっかけを与えてくれたのは間違いなく『ウルトラセブン』という作品でした。

 そして大学生になってからビデオを借りまくって観た『傷だらけの天使』。

 一番心に残った話は市川さんが脚本の「街の灯に桜貝の夢を」、そのラストシーン。
 恋人(ゲストは関根恵子!)を殺された亨がライフルで黒幕を撃とうと繁みで待ち伏せしている。修もその男を殺すつもりで拳銃を持ってやってくる。
 しかしライフルを構えている亨を見つけると「馬鹿野郎!誰がテメェに人殺しなんて教えた!」と自分のことは棚に上げて亨をぶん殴って(たように思う)諌める修。泣き崩れる亨。――このシーンが忘れられないのです。
 ここで悪役をあっさり殺してしまえば、視聴者は簡単に溜飲を下げることができるでしょう。しかし市川さんはそうしなかった。心にはやるせなさだけが残るけれども、亨を「人殺し」にはしなかった・・・。

 今回登録した『傷だらけの天使』は市川さんの担当した8本のシナリオが収録されています。「街の灯に桜貝の夢を」のラストシーンは、台本だとテレビ放映の形とはちょっと違っているのですが、それはおそらく撮影の中で先ほど述べた形にしていくようなアレンジが加えられていったのでしょう。

 この本の「あとがき」の中で、市川さんは『傷だらけの天使』についてこう語っています。

 自らも、時折、「傷だらけの天使」って何だろう? と自問することがあった。
 数年ぶりに、再び、「傷だらけの天使」の脚本をめくる機会を与えられて、ぼくは、その答えを自らの脚本の中に発見した。「傷だらけの天使」のパイロット台本(試作品)として最初に書いた「自動車泥棒にラブソングを」の脚本の、ファーストシーンの第一行目のト書きが、それだった。
 ――鳩が、糞をたれて、飛び立つ。
 「傷だらけの天使」はこの一行から始まった。
 鳩=平和のシンボル。即ち、平和の糞。七十年代の繁栄がたれ流した糞。「傷だらけの天使」とは、ほかでもない、実に、鳩の糞だったのだ。

 

 ご冥福をお祈りいたします。
 
『傷だらけの天使』 商品詳細へ

『傷だらけの天使』 市川森一(大和書房)

*****

 あと、今日はアニメ、コミック、特撮関連の書籍をあわせて登録です。どうぞよろしくお願いします。

『星山博之のアニメシナリオ教室』 商品詳細へ

『星山博之のアニメシナリオ教室』 星山博之(雷鳥社)

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『宇宙世紀の政治経済学』 商品詳細へ

『宇宙世紀の政治経済学』 多根清史(宝島社)

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『「ほしのこえ」を聴け』 商品詳細へ

『「ほしのこえ」を聴け』 大塚英志・斉藤環・東浩起ほか(徳間書房)

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『ぼくの命を救ってくれなかったエヴァへ』 商品詳細へ

『ぼくの命を救ってくれなかったエヴァへ』 切通理作編・著(三一書房)

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『カムイ伝講義』 商品詳細へ

『カムイ伝講義』 田中優子(小学館)

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『さらば愛しきゴジラよ』 商品詳細へ

『さらば愛しきゴジラよ』 佐藤健志(読売新聞社)

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