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やまねこ書店のご利用法

2009年1月31日(土曜日)

2年後こそは引っ越そう。

カテゴリー: - yamaneko @ 21時39分11秒

ろび
 今日は池袋の不動産屋に出向き、アパートの契約を更新してきました。

 これでとりあえず、あと2年の間は、雨風を凌ぐ場所を確保することができました。もちろん、家賃さえ払い続ければ、の話ですけれど。今回こそ、この部屋の最後の契約更新、ということにしたいものです。がんばって2年後こそはもうちっと広い部屋に引っ越したいと思っております。

 しかしまあ、NECが世界中で2万人の人員削減だとか、日立も7000億円赤字でもう大変だとか、“寄らば大樹”の筈だったはずなのに、あっさり社員を切ってしまいますね。働く人を大事にして、なるべく首にしないことこそ立派な経営者の姿だと子供の頃から信じておりましたが、きょうびは「大胆な合理化プラン」を提出すればそれだけ市場の投資家からの評価が上がるってんですから、世の中まったく変わったものです。

 ウチの父親はたとえ仕事がなくっても手下(てか)の職人には給料を払い続けていましたけどね。

 父いわく、

 「いい職人には替えが利かない」

 「こういう時に金を払わない親方には、どんな職人もついてこない」

 ということだそうで。
 
 ・・・あぁ、だからウチにはお金が残ってないのか(^^;

 ただ、そんな父親の姿をずっと見てきたので、「残業代を支払わない」とか「お前らに給料を払ってやっている」みたいな姿勢の会社は大っキライです。出版業界に転職したのは、今になって振り返ってみれば大いにムリがありましたねw

 あと、「残業代をはらわなかったりした日にゃあ、血相変えた職人たちから吊るし上げを食らって袋叩きだ」とも言っていたような・・・

 しかしねぇ、社員の首切って会社残すなんて、簡単な話ですわ。普段CEOだのなんだのとふんぞり返っておいてさ、ざまあねえの。

 あれ、何でこんな話してるんだろ? まあいいや。

 昨日読んだ池波正太郎の『男のリズム』(角川文庫)の中で、池波さんがフランスの名優、ジャン・ギャバンのこんな言葉を紹介してました。

 「むずかしいことは、その道の商売人が考えてくれる。人間はね、今日のスープの味がどうだったとか、今日は三時間ばかり、一人きりになって、フラッと歩いてみようかとか……そんな他愛のないことをしながら、自分の商売で食っていければ、それがいちばん、いいんだよ」

 そんな暮らしを守っていくためには、当然それなりの「戦い」も必要なのだと思いますが、大いに勇気づけられる言葉です。

 * * * *

 せっかく池袋まで出たので、図書館まで足を伸ばして落語のCDを借りる。今日はこの3枚。

 古今亭志ん朝『おかめ団子/茶金』
 古今亭今輔『死神/もう半分』
 林家正蔵(八代目)『年枝の怪談/淀五郎』

 志ん朝のCDも大分集まってきました。最近は図書館に行っても、すでに借りたことのあるCDしかないことが多くて、ここからが大変な気もします。予約して借りていけばいいのかもしれませんが、まあ、フラリと図書館に入って、出会えたときがまさに聞き時、みたいなつもりで、これからものんびり集めていくことにします。他の噺家のCDを借りる機会にもなりますしね。・・・図書館にDVDの『志ん朝全集』(上・下)を購入してもらうよう、リクエストしてみようかな? しかし万が一購入が実現したとしたら、予約殺到でエライ騒ぎになるでしょうね。借りられるのが一体いつになることやら、まったくわかったものじゃありません。


2009年1月29日(木曜日)

「社会」 VS 「経済」

カテゴリー: - yamaneko @ 20時48分20秒

 昨日、『反グローバリゼーション民衆運動 アタックの挑戦』という本を登録しましたが、本日もオルター・グローバリゼーション運動に関わる本をご案内いたします。

 地味〜に、第9回「世界社会フォーラム」に協賛してみたりして(^^;

 世界社会フォーラム:wiki

 今年の世界社会フォーラムはブラジルのベレンという街で、1/27〜2/1の日程で開催されてます。

 そういえば、もう一方の「世界経済フォーラム」(ダボス会議)には、明日、麻生首相が出発するみたいですね。英語のスペルの読み間違いとか、また大ネタを披露してくれるんでしょうか。・・・楽しみです。

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『WTO徹底批判!』 商品詳細へ

『WTO徹底批判!』スーザン・ジョージ(作品社)

 ※「WTO」「WHO」の区別にイマイチ自信がもてない方・・・この本がオススメです。
  「WTO」国連の組織だと思っていたりするあなたにも、おなじくオススメです。

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『徹底討論 グローバリゼーション賛成/反対』 商品詳細へ

『徹底討論 グローバリゼーション賛成/反対』スーザン・ジョージ/マーティン・ウルフ(作品社)

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2009年1月28日(水曜日)

1/28 本日の登録です

カテゴリー: - yamaneko @ 23時17分30秒

『知識の社会史』 商品詳細へ

『知識の社会史 知と情報はいかにして商品化したか』ピーター・バーク(新曜社)

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『反グローバリゼーション民衆運動』 商品詳細へ

『反グローバリゼーション民衆運動 アタックの挑戦』ATTAC編(つげ書房新社)

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2009年1月27日(火曜日)

呑ん平日記

カテゴリー: - yamaneko @ 23時52分38秒

 昨日は仕事の後で、学生の頃にお世話になった先輩に飲み会に誘われ、誘われるままに3軒のお店でハシゴ酒(^^;

 2件目は今大いに話題になっている新宿の「ベルク」に行ってきました。(なぜ「話題」になっているかは“こちら”をどうぞ)ここには何年か前に一度入ったことがありましたが、そういえばその時もこの先輩に連れてきてもらったのでした。その時もえらく混んでいるお店だと思いましたが、この日も外までお客さんがあふれそうなくらいの大盛況。私たちもグラスでギネス出してもらい、トレーに乗せて非常階段で飲んでました。

 その後は新宿3丁目あたりのアイリッシュバーでピルスナーなどをチビチビと。金髪のかわいい娘さんたちはいい目の保養でございました。こんなに痛飲したのはひさしぶりです。そもそもあんまり出歩いて呑まないもので。


2009年1月25日(日曜日)

やまねこ書店は今年もスペリオ城北とFC東京を応援します。

カテゴリー: - yamaneko @ 23時56分21秒

 遅ればせながら、今年もFC東京のソシオを更新しました。これでソシオ継続も5シーズン目になります。

 真価の問われる城福体制の2年目。福岡から中村北斗、水戸から平松といった選手を獲得し、ここまでは実に堅実な補強を敢行できていると思います。

 ただ、欲を言えばやはり・・・

 「オオオッ、これは!」

 というハデ目な補強をしてほしいものです。

 選手構成を見る限り、はやり中盤の攻撃的な選手の層が薄いように思います。エメルソンとの契約を更新しなったのですから、それなりに新外国人選手のメドは立っているのでしょうが、ホントのところどうなっているのかはわかりません。東京のフロントを信じて、吉報をまつのみです。味スタを満員にするためにも、やっぱり“客を呼び込める”スターが欲しいところですね。

 ところで背番号11はネドヴェド用に空けてあるんですよね、わかります。

 ・・・なんてね(^^;

 * * * *

 さて、もちろん城北のことも忘れちゃいけません。今日から「東京カップ」も開幕です。

 1回戦をシード扱いになっている城北は、今日の試合をPK戦で勝利した「キングカズ」というチームと対戦することになります。というわけで、今年の公式戦初試合はは2/15。

 いやーそれにしても、城北が一回戦をシード扱いされるチームになったのかと思うと、感慨もひとしおです。ただ2年前の時のように、相手も甘く見てくれないでしょうから、厳しい戦いになることでしょうkれども。

 そんなわけで、みなさん、どうか常北の応援に来てくださいませ・・・と声を大にして言いたいのですが、試合会場が「秋川高校グラウンド」という、行くだけでも大変なところなのがツライところです。

 


2009年1月23日(金曜日)

ポカポカ陽気

カテゴリー: - yamaneko @ 20時19分53秒

 今日の東京は、ここ数日降り続いた雨もあがって素晴らしい陽気になりました。何でも4月なみの暖かさだったとか。わが裏庭の猫たちも大喜びで日差しを浴びておりました。

猫の甲羅干し

 真ん中にいるでっかい黄色の猫は、よくチイコをいじめていたイヤなヤツだったのですが、こうして仲良く屋根を共有しているところを見ると、どうやら折り合いがついてきたのかもしれませんね。

チェフとチイコ

 かんがね変な柄だと思っていたチェフ君ですが、最近はどうして、なかなか男らしい面構えになってきました。

男前

 エサを出す時にスプーンをひっぱたこうとしたりと、大変気性が激しいので、勝手にオスだと思ってます。

 この頃は人馴れしてきたのか、パンチを繰り出す距離が大分近くなってきたので、スプーンを超えて手に直接ヒットするようになってきました。子猫のツメは尖っていて大変に痛いです。そういう馴れ方じゃなくて、もっと愛嬌のある慣れ方をして欲しいものですがね。

 明日からはまた寒いらしいです。

* * * *
 
 
 さて、本日の1冊はこちら。

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『実存の発見 フッサールとハイデガーと共に』 商品詳細へ

『実存の発見 フッサールとハイデガーと共に』エマニュエル・レヴィナス(法政大学出版局)

 ※本文に書き込みなどはないのですが、本体中ほどにワレ、また、ごくわずかにムレがありますので、相場よりかなり安い価格、1500円にてご提供します。

◎こちらの関連書もよろしくお願いします<(_ _)>

『神・死・時間』エマニュエル・レヴィナス(法政大学出版局)
『知の攻略 思想読本3 ハイデガー』木田元編(作品社)
『ハイデガー本45 西洋哲学のハードコアを読み解く』木田元編 (平凡社)
『ハイデガーの政治的存在論』ピエール・ブルデュー(藤原書店)
孤独と愛 我と汝の問題』マルチン・ブーバー(創文社)

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2009年1月22日(木曜日)

池袋演芸場 1月下席、そして矢内原先生の思い出

カテゴリー: - yamaneko @ 21時41分57秒

 今日は菊六さんの出番があるようなので、池袋演芸場の昼の部に行ってきました。1月22日、池袋演芸場の演目は以下の通り。

前座 古今亭だん五 『まんじゅう怖い』

古今亭菊六 『初天神』

古今亭菊太楼 『替り目』

古今亭駿菊 『道灌』

ホンキートンク 漫才

林家しん平 漫談

金原亭馬生 『笠碁』

――中入り――

古今亭菊千代 『権助魚』

柳家〆治 『池田大助』

ぺぺ桜井 ギター漫談

古今亭志ん弥 『干物箱』
 
 
* * * *
 
 
 昼日中のこととて、寄席の空気は実にまったり。立ち見の出ていた1月中席とはエライちがいです。多分これが普通の池袋演芸場の風景なんじゃないかな、と思います。中席は何といっても小三治師が主任でしたから・・・。

 菊六さんは『初天神』。団子を蜜壺に突っ込み直すところまで。ぜひ一度凧を飛ばすところまでやって欲しいものです。

 菊太楼師の『替り目』は亭主の酔っ払い具合がなかなか良く描けていて、各所のくすぐりも志ん生以来の古今亭の形を踏襲。

 そして前座話の代表格と言われる『道灌』ですが、これを寄席の実演で聴くのは今日が初めてでした。しかし決して簡単な噺ではないですね。

 菊千代師がしていた猫の柄の帯、実に可愛かった。寄席の流れでは、一つは必ず「権助」ものを入れて、演目にバリエーションを持たせるようになっているみたいですね。何となくわかってきました。

 〆治師のやった『池田大助』は初めて聴いた噺だったのですが、これは『佐々木政談』の登場人物を「佐々木信濃守」から「大岡越前守」に変えたものだということをウチに帰ってから調べて、初めて知りました。落語の中に出てくる子どもはとにかく大人をやり込めるのが多いですが、これもその最たるものですね。私は志ん朝師の『真田小僧』が大いに好きです。

 そして本日の昼の部主任は志ん弥師で『干物箱』。恰幅を感じさせる父親の演じように感じ入りました。

 今日は一人一人の持ち時間が長めで、たっぷり聴けたのがウレシイところ。おかげで金原亭馬生師の『笠碁』なんて大ネタも聞けましたし。

 ただ、途中から「キーン」というかなり高い音のノイズがスピーカーから聞こえてきて、しかも終わりまでずーっと続いたもので、かなり苦痛でした。いままであんなことなかったのですが。

 それと、噺家さんがしゃべっている間にずかずか入ってくる人が多いのにはちょっと参った。しかもドカっと椅子に座ったら折りたたみ傘をバサバサ音立ててたたみ出すとか、ビニール袋からガサガサ食べ物出して食べ始めるとか。せめて噺家さんの入れ替わりの時に入ってきて欲しい。これを菊六さんのトコでやられたもんだから、私としては、今日は大いに残念でした。その後も何度もあったものだから、これはちょっとどうかなーと。クラシックのコンサートなんてドア閉めちゃうけどね。

 とは言え、あんまりうるさいこと言わないのが、まあ寄席のいいところなんでしょうけども。私もピリピリしちゃいけないな、と思ったりして。気持ちに余裕を持つことが大事ですね。

 余裕といえば、私が学生の時の話です。矢内原伊作教授の「哲学概論」の授業中、あんまり教室中がうるさいもので、“お前らなぁ、この先生に哲学の講義してもらえることがどんだけありがたいことかわかってんのかよホントにモウ!”という気持ちを抑えきれず、「静かにしろよっ!」と大きな声を出したのです。

 その時矢内原先生が言った一言。
 
 
 「・・・まあ、怒らないで」
 
 
 ちょ、先生、ボクの立場は・・・w

 人間このくらいの余裕が大切、という話でした。


2009年1月21日(水曜日)

われは「昭和」の児ならずや 

カテゴリー: - yamaneko @ 17時26分31秒

 未登録在庫を整理してみると、知らず知らずの間に「昭和」に関する本が集まっていたことに気づきました。この際なのでまとめて登録し、ついでに過去に登録済みのものも一緒にご紹介します。

 今年はとうとう平成生まれが成人となるわけで、いよいよもって「昭和は遠くなりにけり」なわけですが、それにしても昭和ってのは長かった。私なんぞが「昭和の児」なんて言おうものなら、「お前なんぞに何がわかるっこのハナタレ小僧! 疎開も空襲もしらねぇクセにでけぇ面さらすんじゃねぇよベラボウめ!」・・・とのお叱りを昭和一ケタ世代から頂戴するのは必定です。

 ちょっと思うのは、「昭和30年代」とか「40年代」とかいうのは割りとはっきりしたイメージを持ちやすいですが、「平成」はそういう使い方ができませんね。平成に入ってからはやはり「90年代」や「ゼロ年代」というように、ディケイドも西暦で意識するようになってきたようです。昭和天皇崩御とベルリンの壁崩壊が同じ1989年だったことが印象的です。元号というローカルな単位で時代を把握する感覚は、はやりグローバリゼーションの進展とともに無効化されたということなのかもしれません。

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『昭和の跫音』 商品詳細へ

『昭和の跫音』立川昭二(筑摩書房)

 ※『風立ちぬ』『雪国』『墨東綺譚』『暗夜行路』『路傍の石』『君たちはどう生きるか』――来るべき戦争の予感の中で、驚くほど豊かな文学的実りが生み出された昭和12年。これらの文学作品の中に、当時の庶民の暮らしが立てるさまざまな“音”や“息づかい”を聞く・・・著者ならではの“昭和の心性史”追求の試み。

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『盛り場のフォークロア』 商品詳細へ

『盛り場のフォークロア』神崎宣武(河出書房新社)

 ※著者がフィールドワークした「盛り場」とは上野の湯島天神下。このあたりは昭和40年代くらいまで東京でも指折りの「花町」だったらしいです。この界隈で40年以上野菜の行商をしている一人の老婆への聞き取りから、昭和の激動の中で「盛り場」がどのように変容していったのかが浮かび上がってきます。もはや都市民俗学の「古典」と言ってもいい一冊。

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『昭和30年代スケッチブック』 商品詳細へ

『昭和30年代スケッチブック 失われた風景を求めて』文:奥成達 絵:ながたはるみ(いそっぷ社)

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『スター誕生』 商品詳細へ

『スター誕生 ひばり・錦之助・裕次郎・渥美清・そして新・復興期の精神』吉田司(講談社)

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『伝・日本映画の黄金時代』 商品詳細へ

『伝・日本映画の黄金時代』児井英生(文藝春秋)

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『放送80年 それはラジオからはじまった』 商品詳細へ

『放送80年 それはラジオからはじまった』ステラMOOK(NHK出版)

 ※付録として「懐かしのラジオ名番組」というCDがついてます。未開封です。内容は、「話の泉」(昭和21年12月3日)、「君の名は」(昭和27年4月10日)、「とんち教室」(昭和28年3月28日)となっております。「とんち教室」が入っているということは、桂三木助の声も入っているということか。

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『まぼろし万国博覧会』 商品詳細へ

『まぼろし万国博覧会』串間努(小学館)

 ※さすがに私も万博は観に行っていません。生まれてはいますけどw ちくま文庫版も刊行されていますが、こっちの方が図版も大きくて、楽しむにはいいと思います。

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『郷愁としての昭和』 商品詳細へ

『郷愁としての昭和』佐藤良明(新書館)

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2009年1月20日(火曜日)

またひとつ書店が消えた

カテゴリー: - yamaneko @ 21時47分01秒

 私たちの住んでいる町にも一軒書店あったのですが、今日用事で池袋にいく途中でその店の前を通ったら、取り壊しと撤去作業が始まっていました。とうとうこのお店も閉店の仕儀と相成ってしまったようです。町の小さな書店はやっぱりもう立ち行かないのでしょうか。

 しかしまあホントのこといいますと、私はこのお店、キライだったのですけどね。

 しかしそんな店でも、無くなってしまえばやはりサビシイ。

 これで私の住んでいる町は、新刊書店が一軒も無い町になってしまいました。

 
 
 ・・・って、ただの改装だったらどうしよう・・・(^^;


2009年1月19日(月曜日)

1/19の仕入れメモ

カテゴリー: - yamaneko @ 23時58分50秒

今日は夕方から神保町へ。本日までBOOK DIVERさんで開催していた「ふるぽん寄港市:女子とふるぽん〜」に奥さんが出品しており、その商品の撤収に行くのです。

 今回は、ササメの騒ぎなどで私もいろいろ動転しておりまして、このブログで催しを告知するのををすっかり失念してしまっておりました。DIVERさん申し訳ない。

 トランクを一旦DIVERさんのところに預けてちょっと神保町を一回り。今日の“釣果”はこんな感じ。

 『洒落者たちのイギリス史 騎士の国から紳士の国へ』川北稔(平凡社)

  ※一度は平凡社ライブラリーに落ちた本ですが、すでにそちらも品切れになっておりますね。私が買ったのはその元本の単行本版です。

 『ウィトゲンシュタインのウィーン』S・トゥールミン/A・ジャニク(TBSブリタニカ)

 ※これも一度平凡社ライブラリーに落ちていますが、同じく品切れ。1992年に出た新装版も品切れ(この新装版は私も持ってますが、線引きが多くて売り物になりませんw)。今日買ったのは1978年刊行の元本3刷。この固い本が3刷もしたのかと驚く。ウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』を19世紀末から20世紀初頭のウィーンという都市の文化の中に位置づけた知識社会学の労作です。“世紀末ウィーン”への文化史的興味をお持ちの方にもおすすめの一冊です。

 『青鬚の城にて 文化の再定義への覚書』G・スタイナー(みすず書房)

 ※この本もいい本ですね〜。西欧文明が二つの世界大戦で“クラッシュ”し、素朴な進歩史観や人間理性への信頼が崩壊しさった後の廃墟で、なお認識者である、あるいは、あろうとするとはいかなることなのか? 真摯な問いかけの書。

 『マイ・ミステリー 新西洋推理小説事情』小鷹信光(読売新聞社)

 ※小鷹さんの本は見つけたら迷わず買います。だいぶ品物も集まってきたので、「ミステリ関連本」コーナーを立ち上げていこうかと思っていますが・・・正直手放すのがツライです。

 * * * *

 羊頭書房さんで創元推理文庫の『ヘルドラド』『連邦保安官』を見つけたので購入。

 作家の鏡明氏が監修した「ペーパーバックヒーローズ」というシリーズものがありまして、『ヘルドラド』はシリーズ#1、『連邦保安官』は#3、ということになっております。

 #4の『復讐者の怒り』と#5『永遠の傭兵』はすでに持っておりますので、#2の『麻薬都市』が見つかればめでたくコンプリートですね。

 作品としてはまあ、日本で言うなら、さしずめ西村寿行、勝目梓、門田泰明、といった感じなんでしょうか? むしろこの人たちの本を読んだことないので思いっきりイメージで言っているだけですけど。
 とは言え『連邦保安官』は「西部劇」なので、日本で言うなら「時代小説」ですし、『永遠の傭兵』にいたっては、物語の始まりは古代ローマですから、「ファンタジー」に分類してもいいような話。なかなかバリエーション豊富なラインナップなのです。

 それにこの『永遠の傭兵』という話は何といっても設定がスゴイ

◎これが『永遠の傭兵』のカバーだ!!
『永遠の傭兵』カバー。すごくマッチョだ(^^; 

 主人公は、ゴルゴダの丘でイエスを処刑したローマの兵士カスカ。彼は十字架の上で苦しむイエスを侮辱したために、何と人類の救い主ご本人様から不死の“呪い”を受けて死ぬことができなくなる!

 死なないんだからそりゃ強い。もう無敵。対抗できるのは『無限の住人』の万次くらいでしょう。
 
 この設定だけで読んでみたくなったあなた・・・お仲間です(^^)

 このカスカの物語は結構シリーズが続いたようですが、日本での翻訳はこの1冊だけなので、最終回はどうなったのかよくわかりません。まあ、この「呪い」が実は「祝福」だったっていう程度に落とさないと、キリスト教文化圏的にはまずいんでないかと思いはするのですがね。

 そしてこのシリーズは、何と言っても鏡明氏によるアメリカ大衆小説についての解説が素晴らしい。放っておけばリサイクルペーパーとして消えてゆくだけの運命にあったであろう、これらの小説群の系譜的位置づけを行い、作品解説までしてくれた氏の仕事には、大変尊いものを感じます。無償の献身というか・・・。

 今日見つけた『ヘルドラド』はちょっとカバーの状態が悪かったのですが、次はいつ見つけられるかわからないので「エイヤッ」と購入。また状態のいいのがあったら買いなおそう、と思ってDIVERさんのところに戻ったら、何とDIVERに『ヘルドラド』があった。しかもずっとキレイ・・・orz こんなこともあるんですね、

 コンプリートしたらまた報告します。


2009年1月17日(土曜日)

あつき血汐にふれも見で

カテゴリー: - yamaneko @ 17時38分02秒

 昨日、妻が文庫化された矢作俊彦氏の『悲劇週間』(文春文庫)を買ってきたのですが

 「ウチに単行本の版があるけど?」
 「持って歩くの大変だからいいの」

 とのこと。

 そういえば、『悲劇週間』の中には與謝野晶子がとても印象深く登場しているのを思い出し、今日は少ないながらも持っていた與謝野晶子関連の本を出してみることにしました。
  

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『鉄幹・晶子―夢の憧憬』 商品詳細へ

『鉄幹・晶子―夢の憧憬 國文學 6月臨時増刊号』(學燈社)

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『華の乱』 商品詳細へ

『華の乱』永畑道子(新評論)

※表紙は映画『華の乱』で晶子を演じた吉永小百合。

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2009年1月16日(金曜日)

毎日寒いです。

カテゴリー: - yamaneko @ 20時04分21秒

日向が一番。

 東京は毎日寒い日が続いております。今月の電気代の請求が怖いです。

 しかしさすがにエアコンなしではしのげない寒さ。それに元来北海道人というのは決して“寒さに強い”わけではないのですよ。断熱材の入った壁、二重サッシ、でっかい石油ストーブ、そこから出ている煙突、さらに必要があればコタツと、暖房設備を各種取り揃え、その中でぬくぬくと冬をすごすのが北海道人の冬の過ごし方なのであります。

 それに比べてなんですか東京の部屋のこの貧弱な有様は! しかも我が家は隙き間風がひどいことこの上ない。う〜寒い。我が家で暖かい思いをしているのは猫だけです。電気ストーブの前に陣取って根を生やしております。これは人間に置き換えれば“ほとんど等身大の赤外線ヒーター”の前に座っているもの同然なわけで、想像するだに暖かそうであります。夜は夜で布団の中に入ってきて一番真ん中を占領し、人を枕にして寝ているし。

さて、本日の登録は次の2点です。どうぞよろしくお願いします。

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『縄文農耕』 商品詳細へ

『縄文農耕』藤森栄一(学生社)

 一生を在野の考古学者として貫いた藤森栄一氏。本書で展開された縄文農耕論は当時の学会から大きな抵抗を受けつつも、今日ではその先駆性を高く評価されております。『となりのトトロ』に出てくるサツキとメイのお父さんが縄文農耕を研究していましたね。本書『縄文農耕』の初版が昭和45年なのですが、トトロの時代設定は昭和30年代前半。当時としてはかなり先鋭的な研究者だったということになりそうです。ただ藤森栄一氏は中部高地から出土した石器や土器を手がかりに理論を組み立てていったのですが、宮崎駿の関心から考えると、このお父さんはむしろ「照葉樹林文化論」の方から縄文農耕の立証にアプローチしていたのかもしれません。

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『日本古代政治史の研究』 商品詳細へ

『日本古代政治史の研究』北山茂夫(岩波書店)

 北山茂夫氏は私にとっては実に思い入れのある歴史学者です。というのも、私が生まれて初めて読んだ岩波新書が氏の『壬申の内乱』だったからなのですが。当時私の住んでいた町には岩波の本を置いている本屋なんてありませんでしたから、その新書は社会科の先生が持っていたのを貸してもらって読んだのです。日本史にはちょっとした自信を持っていた田舎の高校生は、その内容の難しさに驚き、教科書とはまったく密度と水準の違う歴史の研究というものの一端に触れて、大いに震撼したのでありました。

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2009年1月15日(木曜日)

1/15 今日の登録は5点です

カテゴリー: - yamaneko @ 16時08分10秒

 さあ心機一転!

 気分もすっかりリフレッシュいたしまして、元気に商品登録にいそしんで行きましょう!

 “20世紀最大の魔術師”と呼ばれるアレイスター・クロウリーの『魔術 理論と実践』からはじめて→神話研究→社会史という感じで流しました。

 ノーマン・コーンの『魔女狩りの社会史』は単に「魔女狩り」という現象の歴史的追跡にとどまらず、ある社会が特定の人間集団を「悪」の権化として迫害・排除することによって、その社会が直面している「危機」を回避しうると信じ込んでゆく「妄想」発生のメカニズムの分析へと考察が及んでゆきます。
 邦訳副題である「ヨーロッパの内なる悪霊」というのが本来の原著のタイトルなのですが、その背後には、こうした“排除のメカニズム”が西欧の歴史の中に連綿と引き継がれているのではないか、という問題意識があるのですね。ここで筆者がナチスによるユダヤ人虐殺を意識しているのは明白です。
 社会が“スケープゴート”を作り出すメカニズムの分析としてはR・ジラールの理論なども思い出しますが、文学作品からのイマジネーションに土台を置いたジラールの理論と比べると、歴史的な実証を土台とした研究となっております。

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『魔術 理論と実践』 商品詳細へ

『魔術 理論と実践』新装版〕アレイスター・クロウリー(国書刊行会)

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『インドの神話』 商品詳細へ

『インドの神話』マッソン・ウルセル&ルイーズ・モラン(みすず書房)

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『ゲルマン,ケルトの神話』 商品詳細へ

『ゲルマン,ケルトの神話』トンヌラ&ロート&ギラン(みすず書房)

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『魔女狩りの社会史 ヨーロッパの内なる悪霊』 商品詳細へ

『魔女狩りの社会史 ヨーロッパの内なる悪霊』ノーマン・コーン(岩波書店)

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『塔のヨーロッパ』 商品詳細へ

『塔のヨーロッパ』佐原六郎(NHK出版)

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2009年1月14日(水曜日)

寄席道楽

カテゴリー: - yamaneko @ 23時41分55秒

 ササメのことなど、まあイロイロとありまして、私は気晴らしを必要としておりました。

 そんな訳で、ここ数日寄席がよいを続けております。

 まず、1/12には上野広小路の本牧亭で開催された「本牧はなし亭」へ。

 この会は、柳亭こみちさん、古今亭菊六さん、そして古今亭菊之丞師が、それぞれはじめて高座にかける話を披露する「勉強会」。こみちさんが『黄金の大黒』、菊六さんが『子別れ』、菊之上師が『茶の湯』を披露。

 そして今日は池袋演芸場へ。

 昼の部主任は柳家小三治師。立ち見がでるほどの大盛況ながら、私はラッキーにも前から2番目の中央付近に座席を確保できました。いやー、ホントすぐ目の前に小三治がいるよ。今日かけてくれた噺は『猫の災難』。さすがの名人芸でした。マクラがなくって残念でしたけれども。

 他の方では柳家三三(さんざ、と読みます)師の『しの字嫌い』古今亭志ん輔師の『お花半七馴れ初め』柳家さん喬師の『初天神』が印象に残りました。『お花半七〜』という噺は『宮戸川』という長い噺の前半部で、今日はさらにそれを縮めてあったのですが、『宮戸川』は是非一度全部を通して聴いてみたいですね。

 今日は夜の部も入れ替え無し。当然居残って夜の部も聴きます。

 夜の部では古今亭菊丸師の『人形買い』春風亭一朝師の『十徳』古今亭志ん喬師の『首提灯』(前半部のみ)、古今亭志ん五師の『浮世床』がよかったですね。

 つい数日前に『よってたかって古今亭志ん朝』(文春文庫)を読んだばかりだったので、志ん輔、志ん喬、志ん五といった志ん朝師の弟子たちの落語を生で聞けたのがうれしかった。

 また明日からがんばろう。


2009年1月13日(火曜日)

ササメユキ・・・後編

カテゴリー: - yamaneko @ 23時23分44秒

(前編はこちら)

 さてこんな騒動があったものですから、私たちが夕餉を取ったのはもう夜も11:00を過ぎた頃でした。食事を終えてお茶を飲みながら、ぽつりぽつりと今後のことなどを相談です。

 「トイレさえ憶えてくれれば、何とでもなるんだけどねぇ」と私。
 「多分今おなかの中は空っぽだから、まあ大丈夫だと思うけど」と妻。
 「そうは言ったって、何か食べればそれだけ出すんだから」
 「うん」
 「まあとにかく玄関先を片付けて、そこにトイレを置こうか。隅っこに引っ込んでプリプリされるのが一番たまらん」

 エサのことも心配です。なにせウチのろびのエサは結石防止用の療養食ですので、1ヶ月分で約3000円かかります。この狭い部屋では食事の場所と時間を分けることは難しいですから、ろびが普通のエサを食べないようにするには、結局2匹に同じエサを食べさせるしかありません。と、いうことは1ヶ月で6000円、1年で7万2000円、ということになります。

 「7万2000円といやあ一財産だぜ?」
 「BOSEのCDプレーヤーが買えるね」

 ・・・いいねえBOSE。それで志ん朝のCDを聴いたら、さぞいいだろうねぇ。

 * * * *

 まあ、先々の心配を数え上げるとキリがありません。

 まずはとにかく元気にしてあげること、そして引き取ってくれる人を探して頑張る、ということで相談を終わらせました。

 身体は軽くて小さいですが、まだ幼い猫なのか、ひょっとするとずい分な老猫なのか、今の様子では見当がつきません。雄か雌かもまだ確認できていませんし。明日は日曜日なので行きつけの動物病院も休診ですが、一応電話をしてみて、もし診てくれるようなら連れて行こう、とも二人で話したのでした。

 「元気になればきっとキレイな猫になるよ」
 「コユキにそっくりだよね」

 そうなのです。この日妻が拾ってきた猫は、白い身体に長いトラ柄の尻尾、耳のあたりにだけ斑が入っていて、本当に去年の六月に我が家の前に捨てられていた「コユキ」にそっくりなのです。(コユキについては「ある日の出来事」「その後のこと」をお読みください)

 * * * *

 翌朝、私が目を覚ましたのは6時半ほどでした。 

 ケージにかけていたバスタオルを取って猫の様子を見てみると、湯たんぽに身体を預けて静かに眠っています。しかし湯たんぽに触ってみると、もうずい分ぬるくなっているようなので、お湯を交換してあげることにしました。眠っているところをちょっと失礼して湯たんぽを引き抜くと、起き上がって首を伸ばし、チョコンと座って周囲を見回しています。これは昨日はなかった動きで、すこしは身体に力が戻ってきたのかな、という気がします。
 スポイトでミルクもあげてみたのですが、あまり欲しがらないので、これはまた後であげることにして、私はもう一度寝直すことにしました。

 その後、妻が7時半頃に起きて様子を見てくれたのですが、このときも別段変わった様子はなかったのです。

 8時少し前、エアコンを入れて、部屋が暖まるのを二人が布団の中で待っている間、台所から一声

 「ニャア」

 という泣き声が聞こえ、ゴトゴトゴトっ、とキャリーを揺するような音が聞こえてきました。

 「そろそろオシッコしたいのかもよ?」

 二人で様子を見に台所へ行き、バスタオルを取ってキャリーのフタを開けてみます。まだ新しいトイレの用意もできていませんので、さしあたりろびのトイレに入れてみるしかありません。連れて行こうと思い、脇に手を入れ抱き上げてみたところ、様子がおかしいのです。・・・首が座っていないのです。

 「おい、どうした?」

 あわてて一度キャリーの中に戻してみたのですが、動いて姿勢を直そうともしません。ゆすっても、ゆすっても、もうはっきりした反応がないのです。

 猫の手を握った妻が言います。

 「もう手の先が冷たい」

 私たちはもう何をしたらいいのかもわからず、ただ呼びかけながら猫のからだをさすり続けました。けれどもう、どうすることもできませんでした・・・次第にこの子の体が固くなっていくのがわかるのです。

 私たちは、その事実を受け入れるしかありませんでした。

* * * * 

 キャリーに敷いていたタオルで小さく軽いなきがらを包み、棺に見立てたダンボール箱の中に静かに収めてあげました。ドライタイプのキャットフードをスプーン一杯分、ペーパータオルに包んでひねり、箱の中に一緒に入れます。もうひもじい思いをしなくてすむように。コユキの時にもお世話になった動物霊園に連絡すると、その日の午後には遺体を引き取りに来てくれるとのことでした。

 その日私は仕事で出かけねばならず、折りよく仕事が休みだった妻に後のことをまかせ、部屋を出る前にもう一度だけお別れをしようと箱のふたを開けてみると、口のまわりに小さな水溜りができています。赤黒いような液体です。鼻水なのか何なのかは良くわかりませんが、きっとこれが、胸の奥のほうでゴボゴボと音を立てていたものの正体なのでしょう。これが気管か肺に詰まってしまったのが死因だったのではないでしょうか・・・もうすこし違うタイミングで、たとえばすぐに病院に連れて行けて、栄養剤と抗生物質などを与えてあげられたら、もしかしたら助けてあげられたのかもしれません。

* * * *

 霊園に引き渡す時には名前を付けないといけないので、妻は「ささめ」と名づけました。「コユキ」の次は「ササメユキ」、ということらしいです。確かに二匹とも、まるで掌の上に落ちてきた雪のように、あっという間に消えてしまいました。

 この柄のネコとは縁があるのやらないのやら・・・よく、わかりません。

 ただとりあえず、今年のお彼岸には、赤羽の霊園に二人でお参りに行ってあげようと、考えています。

 


2009年1月12日(月曜日)

ササメユキ・・・前編

カテゴリー: - yamaneko @ 23時49分05秒

 これはもう一昨日の晩のことなのですが、夜10時を超えてようやく仕事から帰宅した妻が、玄関先でなにやらブツブツ言いながら、一向に部屋に上がってきません。

 「大変なことに・・・いや不測の事態で・・・」

 と、誰に言い訳をしているのやら、さっぱりわかりません。

 「どうしたの?」

 と玄関先まで行ってみると、

 「これ。」

 と目配せしたその先には、何と一匹の猫が。

 妻の話では・・・

 一匹の猫がヨタヨタと歩きながら交通量の大変多い車道を横切ろうとしたので、「おいおい危ないじゃないか」と抱き上げてみると、ひどい軽さ。どう見ても栄養状態は最悪。
 とりあえず、車道から離れたところに一旦下ろしてあげたのですが、またフラフラと車道に向って歩き出してしまいます。
 もう一度抱き上げてみれば、ひどい鼻水と目やにで顔中ガビガビ。目も鼻も利かないんです。これじゃあ、自分がどこにいるのかも、きっとよくわからないのでしょう。このまま放せばきっとまた車道に向って歩き出してしまうと思った妻は、「ままよ」とばかりに猫を自転車のカゴに入れ、そのまま連れて帰ってきてしまった・・・

 と、こういうことだそうです。

 気持ちはわかる。よーくわかるよ。

 でも、でもね、チイコさんの時でも思い知らされたけれど、この部屋で2匹はムリなんだよやっぱり。それに今の状況だと、結局ウチで面倒見るのは全部私ってことになるじゃない! どーすんのよさ・・・というようなことをクドクド言い立てながらも、こうして拾ってきちゃったものは仕方ありません。私も同じことをしたかもしれませんし、猫との出会いは「縁」そのものです。無碍にはできません。とにかく、少し元気にしてあげなくては。

 まずは、顔中にこびりついた鼻水と目やにを取ってあげることにします。これは、お湯を浸したキッチンペーパーを使って、奥さんがゆっくりと剥がしてあげました。見れば、腫れたまぶたの中の眼には光がありますから、ろびのように結膜炎になっているわけではないようです。
 次に何はさておき食べ物だろうと思い、ウェットタイプのフードをお皿に入れて出してあげたのですが、食べようとする様子がありません。あんまり弱ってしまって、食べられないのかもしれません。猫を奥さんにまかせて、私がスーパーに行って猫用ミルクを買って来ることにしました。あと、文房具売り場に売っているお習字用のスポイト。ろびを拾ったときもお世話になりましたが、ミルクを飲ませるにはこれが一番です。

 買い物を済ませて家に帰り、ミルクを小さなグラスに移してレンジで少しだけ暖めると、スポイトで与えてみます。はじめのうちはイヤイヤをしていましたが、そのうちペロペロと舌を出して飲み始めました。

 「昔、似たようなことをしましたねぇ」
 「そうですねぇ」
 
 しばらくこれを続け、どうにか水分と栄養を与えてあげることはできました。
 ただ、こうしてミルクを飲んでいるときにも、咳、というかくしゃみと言うか、胸の奥の方でタンの絡まったような「ゴボゴボッ」という音がするのが気になります。
 ろびのキャリーを寝床にしてあげることにして、底にタオルを敷き、普段私の使っている湯たんぽをタオルにくるんで一緒に入れて、暖めてあげることにしました。上からバスタオルをかけて暗くしてあげれば、少しは安心できるでしょう。台所の電気も消して、しばらく静かに寝かせてあげることにしました。

 ・・・後編につづく

 


2009年1月10日(土曜日)

ひとまずご報告

カテゴリー: - yamaneko @ 18時16分03秒

 今日は大変寒いながらもお天気はとてもいいので、奥さんを仕事に送り出した後から掃除、洗濯、洗い物。

 高校サッカーの準決勝などを見て一休みしてから、そろそろ確定申告を見据えて帳簿つけの作業をいたしました。結局午後がこれでまるまる潰れてしまった。

 ともあれ、これで20年度の集計があらかた済んだわけですが、あらためて数字を見てみると昨年度よりも売り上げが低い・・・orz

 しかし昨年度はですね、実は古書の売り上げの他に、知人のつてで紹介してもらったウェブサイトの運用テストという仕事がありまして、それがかなり大きく売上の数字を押し上げていたりしたのです。

 そういう訳で、純粋に古書の売り上げだけを比較するなら、今年の方が約20パーセント程よかったということになります。“前年比120%”という言い方をすると何だかちょっと豪気に響きますね。まあそもそも金額が小さいのであまり自慢にはなりませんが。

 あとで商品登録をするかもしれませんが、今日はとりあえずこの辺で。

陽だまり


2009年1月9日(金曜日)

今日は空戦もの2冊。

カテゴリー: - yamaneko @ 17時06分20秒

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『大空のサムライ』 商品詳細へ

『大空のサムライ』坂井三郎(光人社)

 ※坂井三郎の『大空のサムライ』です。・・・それ以上に何かお勧めするための言葉が必要でしょうか? 文庫版などいろいろとバージョンのあるこの本ですが、私はこの光人社の単行本版が最も好きです。口絵になっている坂井の写真のためだけにでも、この版で持っているべきです。

【関連書】
『戦話・大空のサムライ』坂井三郎(光人社)
『零戦の真実』坂井三郎(講談社)
『零戦の最後』坂井三郎(講談社)
『零戦』マーチン・ケイディン(サンケイ新聞社出版局)
『零戦燃ゆ 飛翔篇・熱闘篇・渾身篇』柳田邦男(文藝春秋)
『サムライたちのゼロ戦』ロバート・C・ミケシュ(講談社)

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『巨星「ヤマモト」を撃墜せよ! 誰が山本GF長官を殺ったのか!?』 商品詳細へ

『巨星「ヤマモト」を撃墜せよ! 誰が山本GF長官を殺ったのか!?』C・V・グラインズ 岡部いさく訳(光人社)

 ※ややサブタイトルに品がありませんが、中身はかなりしっかりした戦史考証となっております。
 ――1943年4月18日、前線視察に出発した山本長官を乗せた編隊への攻撃任務にあたったP-38戦闘機は18機。うち14機は付近の飛行場から護衛のために発進してくるであろう零戦への警戒のため上空を哨戒し、4機が“キラー”小隊として2機の一式陸攻と直援機である6機の零戦に攻撃を仕掛けた。この攻撃は見事に成功して長官搭乗機を含む2機の一式陸攻は撃墜され、太平洋戦争における攻守の逆転を強烈に印象付ける出来事となったのであったが、実はこの4機のうち一体誰の銃弾が長官機を撃墜したのか、意外にもよくわかっていない。混乱を極めた空戦の最中のことでもあり、各搭乗員の証言は互いに食い違いをみせ、確証をとることができない。一応公式にはランファイア大尉による撃墜として記録されたのであったが、彼の証言には以前から不可解な点が多いことが指摘されてきた・・・。
 ――日米双方の生存者の証言をもとに“その日”の空戦の様子を再現する、息詰まるようなドキュメンタリー。アメリカがいかに周到に対日情報戦に備えて、暗号解読スタッフの陣容や装置の強化をしていったのかについての簡便なまとめなどもあり、目配せの利いた一冊となっております。

【関連書】
『空戦 山本長官ソロモンに散る』ジョン・ベダー (サンケイ新聞社出版局)
『山本五十六の江田島生活』鎌田芳郎(原書房)
『真珠湾は眠っていたか』ゴードン・W・プランゲ(講談社)


2009年1月8日(木曜日)

行ってきました「アーリーバード寄席」

カテゴリー: - yamaneko @ 14時45分29秒

 昨晩は奥さんと二人で錦糸町のライブハウス「アーリーバード」」で行われた古今亭菊六さんの高座を聴いてまいりました。
 ビックリしたのは高座と客席の近さ。その近いの何のって、もう1メートル数10センチ先に噺家さんが座るようにセッティングされています。頭の中でイメージしていたよりずっと小さなお店で、結局用意してあった座席は全部でいくつだったのかな? 12席くらいかな? 私たちは結構早めに会場に着いたのですが、先に来ておられたお客さんも一番前は遠慮してしまうような近さで。かといって後ろはちょっと見づらそうなので、ここは勇を鼓して最前列に座ることにしました。

 適当にドリンクをオーダーして、フライドポテトやタコのから揚げなんぞをおつまみにいただきながら、のんびりと開演を待ちます。そうしているうちに、CDで“一番太鼓”が鳴らされたりして、それなりに寄席らしい雰囲気になってまいりました。気がつけば、いつしか狭いお店の中は人で一杯になっております。

 出囃子(CD)が鳴って、とうとう菊六さん登場。

 昨年の「落語界一番の話題」(当然アレです。“金髪・・・”)というマクラから時勢の小話を挟みつつ、最初にかけてくれたのは「そば清」

 私はまだそんなにたくさん生で落語を見たわけではないので、だれと比べてどうこう、というようなことを言うわけにはいかないのですが、ながーい蕎麦を猪口に運ぶ仕草、すする描写、蕎麦の“コシ”を感じさせるあごの動きなど、ここだけでも実に見ごたえがありました。50枚の蕎麦を食えるか食えないかという「賭け蕎麦」勝負で、「もう食えない!」という時のギリギリの様子は、最初にツルツルと蕎麦を食べていたと時のコントラストも見事で楽しく、大いに笑わせていただきました。

 菊六さんはこれでひとまず楽屋に下がり、その間、江戸賀あい子さんが端唄を聞かせてくれました。室内がエアコンで乾いているものだから、糸の調子を合わせるのがなかなか大変だった様子で、ああやっぱり昔の楽器はデリケートなんだなぁ、と実感。そりゃ木と皮と絹糸でできてるんだもんね、“湿度計”みたいなものです。“端唄”と“長唄”の違いを解説してくれたり、いろいろためになるお話も聞かせてくれました(ここには書けないオフレコの話もあるのですがw)。

 さて、しばしの中入りを挟み、着物を着替えて再び菊六さん登場。
 今度の噺は「火炎太鼓」
 実は、菊六さんの「火炎太鼓」を聴くのはこれが三回目だったりします。
 最初は12月に鈴本演芸場で行われた早朝寄席の時。次が、池袋演芸場の二つ目勉強会。そして今回が三回目なんですが、落語ってのは不思議なもので、同じものを何回聴いてもそれはそれでイイものです。むしろ、奥さんにこの人の「火炎太鼓」を聴かせてあげられてよかった。
 それにしてもあらためてスゴイなと思うのは、こうして二席聴かせてもらってその間、一度も噛んだり言い澱んだりするような、怪しいところがなかったということ。大概、一席に一度や二度くらい「あ、今のとこ・・・」と思うような所がありそうなもんですがね、技巧の高さと集中力の賜物というべきでしょうか、本当に大変いいものを聴かせていただきました。

 終演後の菊六さんに折り良く声をかけることができたのでサインをお願いしてみると、こころよく書いてくださいました。そんなチャンスもあるのではと思い、ちゃっかり色紙を用意していったのです。

 菊六さん色紙

 「書店の店の字はこうでよろしいんでしたっけ? どうも学習院出身者は漢字が苦手なんですよ」と、冗談を言いながら書いてくださいました(学習院大卒の菊六さんは漢字の苦手な首相の後輩、ということになるのです)。いやぁ、年頭に素晴らしいものをいただきました。しっかり額にでも入れましょうかね。奥さんも大いに喜んでくれて、もう何も言うことなし。私も今年一年、笑顔笑顔でがんばっていきたいと思います。


2009年1月7日(水曜日)

リサのおうちはポンピドゥー・センター

カテゴリー: - yamaneko @ 14時46分06秒

◎本日の登録は2点。博物館・美術館についての本です。

『ポンピドゥー・センター物語』 商品詳細へ

『ポンピドゥー・センター物語』岡部あおみ(紀伊国屋書店)

 ※ポンピドゥー・センターのパイプの中には『リサとガスパール』のリサが住んでいるらしい。
 
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
『達人たちの大英博物館』 商品詳細へ

『達人たちの大英博物館』松居竜五・小山騰・牧田健史(講談社)

 ※大英博物館は私の子供の頃からの憧れの場所。生きているウチに一度は行ってみたいものです。一ヶ月くらいこもりたい。
 
 ・・・どっちの本に付けたコメントもまったく内容の説明になってないですね(^^;;

 
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 今夜は、錦糸町にある「アーリーバード」という、いわゆるライブハウスなのかな? そこで行われる古今亭菊六さんの高座を聴きに行ってきます。
 開始時間が20:00からと遅いので、仕事が終わった奥さんと一緒にいくつもりです。しかも今日は二席たっぷり。さて何をかけてくれるのでしょうか。大いに楽しみにしています。


2009年1月6日(火曜日)

不覚・・・

カテゴリー: - yamaneko @ 16時44分58秒

 先日、ある一冊の本を古書店で買いました。

 カバーとイラストが加藤直之さんだったので、ほぼ脊髄反射的に手にとってしまいました。
 何といっても私にとって加藤さんの手になる『宇宙の戦士』のイラストは、「SFの原体験」。
 しかも! 中身をパラパラと眺めてみると、ガンダムやスコープドックなど、何と加藤さんが往年のサンライズ・メカを描いているではありませんか!
 「へーこんな本があったんだ」とびっくりし、レジに直行したのでした。

 この本は、さまざまなSF小説や日本のアニメ作品に出てくる兵器を紹介・考証するというもので、私は早速「ロジャー・ヤング」の項目から読み始めてみました。「ロジャー・ヤング」は『宇宙の戦士』に出てくる宇宙船の名前なのですが・・・ 

原作はアーサー・クラークによる『宇宙の戦士』(邦訳題名)で、一九五〇年代に書かれた傑作SFである。(26p)

 ハァ!?

 『宇宙の戦士』の作者はロバート・A・ハインラインだろーがー! グワー!

 それを言うに事欠いて「アーサー・クラーク」て。

 “アーサー・C・クラーク”でさえなく「アーサー・クラーク」って。このミドルネームの「C」を外した表記もはじめて見ましたね。一体誰ですかそれはw

 そもそもハインラインとクラークを間違えるって・・・他のジャンルでたとえるならドストエフスキーとトルストイを混同して間違えるような感じでしょうかね?
 しかも一箇所というわけじゃないのです。この項目の中で何度も何度も。有り得ない。ホント有り得ない。編集者も校閲もなにやってんの? いないの?

 大いに不安になって(当然だ!)、この本のタイトルでグーグル検索を行ってみると

 何と、2001年度の「トンデモ本大賞」を受賞しておりました。わーパチパチパチ

 ・・・ってうれしくねーよ!

 もうみなさんお分かりかもしれませんが、この本のタイトルこそ他ならぬ『奇想天外SF兵器』。著者は渓由葵夫というヒト。

 中身を仔細に読んでいくと、間違いはこれだけではすみませんでした。

 たとえば37p。

あー、横道にそれたけど、タキオンだ。タキオンのもう一つの性質は「加速すれば光速を超える」という仮説がある。

 ???

 通常の物質(「ターディオン」)が光速を超えられないのに対して、「タキオン」は常に光速を超えているのではなかったですか?
 「加速すれば光速を超える」ってことは加速以前は光速以下、ということになるわけですが、光速以下のタキオンなんて語義矛盾です。タキオンは、「あらかじめ光速を越えており、どんなに減速しても光速より遅く動けない粒子」のはずですから。

 つづいて35p。

 かつて戦艦大和は直援機なしで、わずかな艦艇を引き連れて沖縄目指して出撃し、かつての真珠湾攻撃とは反対に、ウィリアム・ブル・ハルゼー提督率いるアメリカ海軍機動部隊による「航空機だけのの攻撃」によって、海底に消えた。

 ダウトォ!

 大和を沈めたのはハルゼーではありません! 第58機動部隊を率いたマーク・ミッチャー中将です。
 ちなみにハルゼーの正しいミドルネームは「フレデリック」。「ブル」はただのニックネームですから、こういう時は「ウイリアム・“ブル”・ハルゼー」と表記すべきでしょう。あるいはウイリアム・F・ハルゼー。
 
 また、『銀河英雄伝説』(田中芳樹)に登場する「イゼルローン要塞」(93p)については小説版とアニメ版の設定を混同し、しかもアニメ版の設定者でもある加藤さん本人にイラスト内のコメントで突っ込みを入れられているという体たらく。

 77pの『機動戦士ガンダムW』は正しくは『新機動戦記ガンダムW』ですし、ガンダムの全シリーズを「ガンダム・サガ」と(勝手に)称して、全部がひとつの時系列で繋がっているものと思い込んでいるとか。『ガンダムW』はアフターコロニー作品と呼ばれ、「宇宙世紀」の時系列とはもう別モノなんですが。

 『スタートレック』関連の誤りについては、こちらのサイトが詳しかったです。→参考サイト:ここがヘンだよ、【奇想天外SF兵器】

 いや〜、しかし加藤さん、よくこんなヒトと仕事一緒にしたよな、と不思議に思い、再度あらためてこのカバーを見てみると・・・

『奇想天外SF兵器』カバー

 みなさん、お分かりいただけますか?

 何て悲しい・・・

 加藤さんの名前が切断されています。

 加藤さんは、この本への「署名」を、静かに拒否していらっしゃるのです!

 はぁー、それにしてもこんな本を買ってしまったおのれが浅はかさよ。

 しかも、私はこの「渓由葵夫」というヒトの本を一冊在庫に登録してしまっていた!

 それがコレ。

 『奇想天外ヒコーキ映画』 商品詳細へ 
 『奇想天外ヒコーキ映画』

 うー、この本も中の飛行機のイラストがなかなか良くって、それで買ったんだよな〜。

 しかもどうもこの本にも間違いが多いみたいです。→参考サイト:書評「奇想天外ヒコーキ映画」

 はじめに買った時、絵ばっかり見てて中ちゃんと読まなかった・・・こんなものを店頭に置いておいたとは。お客様に申し訳ない。

 とは言え、その駄目駄目ッぷりを読んでみたいという方もあるかもしれませんので、在庫には置いておきますけど。

 とにかく、いろんなものにだまされないためには、日々コレ勉強、それ以外にありませんね。


2009年1月5日(月曜日)

小学館『落語 昭和の名人』創刊

カテゴリー: - yamaneko @ 23時27分07秒

 小学館から『落語 昭和の名人』という雑誌が創刊されるみたいです。

 まあ詳しくは私がここでクダクダ書くよりも、リンク張っておきますのでどうぞ公式サイトの方に飛んでってくださいませ。

 創刊号は『志ん朝』。付録のCDには「夢金」「品川心中」を収録ですか。

 志ん朝の「品川心中」は聴いたことないので、おおいに心そそられるものがあります。

 しかし創刊号こそ490円ですが、それ以降は1190円で、全26巻。

 と、いうことは・・・

 (1190×25)+490=30240

 3万240円!!

 これだけあれば『古今亭志ん朝全集』(DVD)の上巻か下巻、どっちかは買えますね・・・悩ましいところです。

 


2009年1月4日(日曜日)

2009年に『2001年』を観る

カテゴリー: - yamaneko @ 23時21分59秒

 たしかP・D・ジェイムズの『女には向かない職業』だったと思いますが、学生たちが“今まで読んだことがない古典の名作”を告白するというゲームをしていて、シェークスピアを研究している学生が「ハムレット」を読んだことがない、というのを思い切って告白するというシーンがありました。
 A・C・クラークの『2001年宇宙の旅』を今まで読んだことがなかったのを告白するのも・・・これまた相当に勇気を要することですね。ええハイ、今まで読んだことありませんでした。どうもスンマセン<(_ _)>

 映画の方も2度ほど挑戦したことがあったのですが、“人類の夜明け”のシーンが終わって「美しき青きドナウ」が流れ出す宇宙船の飛ぶシーンになると、決まって圧倒的な眠気が襲ってきて、全編通して意識をキープできたためしがありません。ふたたび、どうもスンマセン<(_ _)>

 で、今年読む本の第一弾として『2001年宇宙の旅』を選んだわけですが、何も別にこれといって理由があったわけじゃないんです。たまたま本の整理をしていた時に、箱の底から出てきたからというだけなんですが・・・読んでみるとやはり大いに面白かったですね。何より、映画の中では「論理の飛躍」としか思えないシーンの転換がきちんと理解できるようになっただけでもありあたかった。「あー、そゆことだったの」、という感じです。余勢を駆って、DVD借りてきて映画も見直しました。とうとう全編に渡って意識を保ったまま鑑賞し通すことができました。パチパチパチ(^^)
 1968年という段階でこれだけ明確なビジョンとディティールでリアルな未来世界を構築しえたこと、そして後世への影響の大きさという点でも、やはり偉大な作品です。たとえばJ・P・ホーガンの『星を継ぐもの』『ガニメデの優しい巨人』は、やはり『2001年』なくしてありえなかったでしょう。“月に残されていた人類誕生以前の文明の痕跡”、“太古の異星の文明とのコンタクト”、“宇宙船を統御するスーパーコンピュータ”といったアイディアはそのまま『2001年』からホーガンの作品に持ち越されていると言えます。

 今のところ、当店の『2001年』関連商品はコレ一点だけですが、よろしければどうぞお買い上げいただければ幸いです。

『HAL伝説 2001年コンピュータの夢と現実』 商品詳細へ

 『HAL伝説 2001年コンピュータの夢と現実』デイヴィッド・G・ストーク(早川書房)

 ※A・C・クラークの序文はもちろん、『心の社会』で有名なM・ミンスキーへのインタビュー、そしてダニエル・C・デネットによる「HALが殺人を犯したら、だれが責められるのか−−コンピュータの倫理学」という興味深いタイトルの論考などを収録しており、SFファンだけでなく認知科学や人文・思想系に興味のある人にとっても見逃せない一冊。(このレビューは2007/6/1の日記からの再録です)


2009年1月3日(土曜日)

初荷、です!

カテゴリー: - yamaneko @ 23時58分22秒

 記念すべき2009年第一弾の登録商品はコレ!

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『ジダン』 商品詳細へ

『ジダン』バティスト・ブランシェ&チボー・フレ=ビュルネ(白水社)

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 こちらは登録済みの関連商品。

『ジダン』 商品詳細へ

 『ジダン』ジネディーヌ・ジダン&ダン・フランク(ザ・マサダ)

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 私は海外サッカーを浴びるように見られる素敵な環境にいる訳ではありません。なので、現役の頃のジダンのプレーをそんなにたくさん見たわけではないのですけど、ジダンのプレーで真っ先に思い出すものと言えば、やはり01-02シーズンのチャンピオンズリーグ決勝、レアルマドリー対レバークーゼン戦でのダイレクトボレーということになるでしょうか・・・あれはもう“理不尽”というべきレベル。



 
 
 それにしても白水社のサッカー本はいいですね。最近発売された『背番号10 サッカーに「魔法」をかけた名選手たち』も大いに気になります。


2009年1月2日(金曜日)

看板ネコからもご挨拶

カテゴリー: - yamaneko @ 23時11分35秒

今年もよろしくだニャ

 久しぶりになかなかキレイにろび君の写真が撮れました。

 黒と白とに色の分かれたネコは、平安時代、その姿が貴族の男性の正装である「束帯」を着たように見えることから、高貴な猫として珍重されたそうですが、わが家のろびは胸の部分が白いので、むしろ「モーニング」を着ているように見えます。謹んで皆さまにご挨拶いたします。


2009年1月1日(木曜日)

明けましておめでとうございます

カテゴリー: - yamaneko @ 22時10分45秒

 皆さま、あけまして、おめでとうございます。

 どうぞ本年も「やまねこ書店」をよろしくお願いいたします。

 * * * * *

 風が強かったみたいですが、よく晴れたいいお正月になりましたね。

 我が家でも年に一度の贅沢といいますか、ちょっとイイお酒と、ちょっとイイお料理をいただきまして、私はすっかりご機嫌です。

 今年は黒豆の出来が大変上々でございまして、まさに奥さん入魂の一品といった感じです。
 鯛のお刺身も食べました! 買ってきたの鯛のサクは養殖ものなのですが、これに一手間加えて「昆布じめ」にするのです。グルタミン酸とイノシン酸の奏でるすばらしき味のロンド! う・ま・い・ぞー! →(C)ミスター味っ子

 サッカーの天皇杯やら「芸能人格付けチェック」やらをのんびりと楽しみながら、いい骨休めをさせていただきました。

 のんびりするだけじゃなくて、まあ自分なりに今年の目標などもつらつら考えていたりはするのですが。まあ年頭に宣言するほどの立派な目標でもありませんので、おいおい折りに触れて公表していこうかなと思っておりますが。

 * * * * *

 では皆さま、あらためてまして、本年もどうぞやまねこ書店をよろしくお引き立ていただけますよう、よろしくお願い申し上げます。


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