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やまねこ書店のご利用法

2007年6月30日(土曜日)

こころがけは丁寧な仕事。

カテゴリー: - yamaneko @ 23時55分22秒

 本日は、先だってまとめて入手できた太宰治関連の登録の準備。
 全集や研究書、そして『国文学 解釈と鑑賞』を中心に、文芸雑誌の太宰特集がたくさん。
 中の書き込みを一頁一頁ていねいに調べて、消せるものなら消しゴムをかけていきます。これが結構時間がかかるんだな〜。結局登録に入る前の準備段階で一日が終わってしまった。私の仕事が遅いのか? それにこうやって調べたつもりでも、見逃しがあったりするし・・・。
 でも実際この作業って大変です。神保町の老舗クラスの古書店になると、線が引いてあるだけで均一棚に入れちゃったりします。扱う量が私なんかとは比較になりませんから、一冊一冊チェックして消しゴムかけるなんて手数をかけていられないんですね。ま、むしろそこがセドリの狙い目だったりするんですが。


2007年6月29日(金曜日)

だらだらしちゃいました

カテゴリー: - yamaneko @ 23時54分00秒

 午前中、ろびをかかりつけの獣医さんへ連れて行って耳を見てもらいました。

 あいかわらずのご繁盛ぶりで、診察が終わって家に帰り着いた時にはすでに午後の1時すぎ。

 帰り道のあまりの蒸し暑さに、しばらくグデっとしているウチに、あっというまに時間は2時。

 何か始めるには中途半端な時間・・・と思っている間にやはり暑さで意識が落ち、気がつくともう3時。

 NHKで再放送している東野圭吾原作のドラマ『悪意』を見てしまう。目当ては佐々木蔵之介。間寛平さんはちょっと演技が一本調子でキビシイね。喜劇だとあんなにイキイキしているのに。

 4時からはフジで『離婚弁護士』が再放送されていたことに今日はじめて気づく。こっちにも佐々木蔵之介が出ているので、期せずして「蔵さま」祭り。大河ドラマの真田幸隆役も思いのほかはまっていて、今この人には何だか風が吹いている感じ。

 見終わってから皿洗いしたり、キッチンシンクを磨いたり、部屋の片づけしたり、カーペットにコロコロかけたりして、ひと段落したところで昨日買って来た『バックラッシュ!』を読んでいるウチにまた意識が消失。妻が帰宅してきた音で目が覚めたのでした。みんな暑いのがいけないのです。

 ◎最近の仕入れの成果

 『ヨーロッパの伝統的家族と世帯』 ピーター・ラスレット リブロポート
  ※リブロポートの本は見たらできるだけ買うようにしています。ラスレットは『われら失いし世界』という本が有名ですね。人口動態の把握を基礎として社会史研究を一新させた、と言っていいのでしょうか。リブロポートからもう一冊刊行されている『家族と人口の歴史社会学―ケンブリッジ・グループの成果』も引き続き探していくつもりです。
  
 『世紀末までの大英帝国 近代イギリス社会生活史素描』 長島伸一 法政大学出版会
   ※中には挿絵が大変多くて、『エマ』とか(もちろんコミックの話ですよ)好きな人、ビクトリアン・エイジを舞台にして小説を書きたい人などの資料としても、とても使いやすいと思います。

 『<方法>としての社会史』 安丸良夫 校倉書房

 『アメリカン・サイコ』 ブレット・イーストン・エリス 角川書店
  ※柴田元幸さんの本の中でレビューを読み、以前から気になって読んでみたいと思っていたエリスの小説。文庫もでているんですが、今回単行本で発見。

 『宮廷の道化師たち』 アヴィグドル・ダガン 集英社
  ※強制収容所で最高司令官の「道化」として20世紀の悪の極限を生き延びた4人の男の運命を描く・・・「カフカには笑いがあった。ダガンではその笑いが凍りつく」(池内紀)

 『ゴジラとヤマトとぼくらの民主主義』 佐藤健志 文芸春秋

 『バックラッシュ!』 上野千鶴子・宮台真司・斉藤環・小谷真理他 双風社

 『掴めなかった勝機 サボ島海戦50年目の雪辱』 D・ウォーナー&P・ウォーナー
  ※連合軍の反抗の開始となり、太平洋戦争のターニングポイントとなったガダルカナル島をめぐる戦い。常に連合軍が優勢だったように思われますが、米・英・豪軍の連携は必ずしも良好ではなく、薄氷を踏む思いの戦いの連続であったことが示されます。

 『海の戦記 魚雷戦 第二水雷船隊』 半藤一利 R出版
  ※こちらはすでに「ガ島」の戦いの帰趨も決せんとする頃、日本海軍最後の大勝利となった「ルンガ沖夜戦」の戦記。やや情緒に訴えんとする記述が強い気もしますが、まあそこはそれ。後年PHP文庫から『ルンガ沖夜戦』というタイトルで出しなおされていますけど、これもすでに品切れです。

 『戦闘機「紫電改」』 碇義朗 白金出版
  ※「強風」―「紫電」―「紫電改」という開発史をフォローし、性能、配備、戦績などを詳細に解説。
 
 『ソ連の軍用機』
  ※今の中学生は「ソ連」という国があったことも知らないんですよね・・・orz まあ、それはさておき、これから貴重な本になるんじゃないかな〜、という期待もあります。小さな本ながら、戦闘機から攻撃機、爆撃機の解説まで網羅し、おまけにソ連の航空史から空軍の組織まで解説してあるという優れもの。函館に亡命してきたMig-25を始め、粒子の粗い“隠し撮り風”の写真が多くて、かつて「冷戦」というもがあったことをリアルに感じさせてくれます。「この写真を撮るために3人の調査員が失われた・・・」みたいなw

 


2007年6月28日(木曜日)

ろびの入浴

カテゴリー: - yamaneko @ 23時08分13秒

 妻が昨日ろびをお風呂に入れてくれました。

ひどい目にあったニャ・・・

 かれこれ一年ぶり、といったところでしょうか。この写真はお風呂から上がったばかりのところです。
 お風呂の中では身も世もない啼き声をあげて強く抗議をしておりましたがねw
 おまけにドライヤーが嫌いで困ってしまいますが、タオルドライもしっかりしたし結構暑いから、まあ風邪をひく心配もないでしょう。乾くとフワフワのツベツベでもうサイコーです(^^)

 もう一枚は不思議なかたちに足がこんがらがった寝姿。

どれがどうなっているの?

 最近暑くなってきたことが関係あるのかどうかわかりませんが、ちょっと涙の量が多くなっています。涙ヤケで目頭がいつも汚れていたり、ちょっと赤くただれた感じになっていたりするので、また眼科にいって検診と薬をもらってこなくてはいけません。薬は本当は3月末くらいにすでに切れていたので、もっと早く行かなくてはいけなかったのですが、そのころはどうにも手元不如意で。外耳炎の方も見てもらわなくてはならず、さらにしばらく手をつけられなかった在庫登録もしなくては。ちょっと忙しくなりそうです。


2007年6月26日(火曜日)

困った困った・・・

カテゴリー: - yamaneko @ 23時48分00秒

 先日、日本郵政公社から、10月1日から民営化にともなって「ゆうちょ銀行」が発足することの案内を受け取りました。

 でも、やまねこ書店にとっては、どーやらほとんどメリットはなさそうです。

 まず大問題なのが、払込みの手数料が大きく上がること。
 1万円未満の送金は現在100円ですが、これが120円に。当店では送金手数料はお客さまにご負担いただいておりますので、購入への心理的ハードルが上がってしまいます。
 そもそも、値上げの根拠がわからん。赤字なの? 貯金部門は赤字じゃないよね? じゃあ何を根拠に値上げするの? 教えてエライひと!

 あと何より困るのが、受払通知票の速達での送付サービスの終了です。
 振替口座はATMも通帳もないのに、これがなくなったら入金があったかどうかをどうやって確認すればいいのでしょうか? いちいち口座開設局に電話で聞かなくちゃいけないのでしょうか。それに、これを送ってくれないと紙ベースでの記録も残らないんですが・・・入金管理がめちゃくちゃやりづらくなります。

 要するに振替口座なんて手間のかかるサービス、もうやりたくないんでしょうかね。「ぱるる」でやれ、と。

 ええい、俺は郵政民営化に賛成したおぼえはないぞ〜!


2007年6月24日(日曜日)

勝手に「ランシールズ戦記」 対 FC CLIQUE戦

カテゴリー: - yamaneko @ 23時01分10秒

 本日の対戦相手はFC CLIQUEさん。昨年は一つ上のカテゴリー、2部リーグに所属していたチームです。
 今年のリーグ戦では現在のところ7試合を消化して6勝1敗、20得点6失点という成績。注目すべきは試合数よりも失点の方が少ないその堅守ぶりでしょうか。失点率を計算するとその数字は0.85となります。得点力も高く、さすがは元2部チームといったところです。ただその分「自分たちの方が格上」という意識も強いようで、

「何かここさ、Jリーグ目指してるらしいよ」
「ふ〜ん(笑)」

みたいな会話もチラホラ聞こえてきます。むむむ。負けたくありませんね。

第41回 東京都社会人サッカーリーグ
3部4ブロック 第14節
2007/06/24 KICK OFF 15:12
試合会場:
対戦相手:FC CLIQUE

◎6/24のスターティングメンバー

    27清水邦  

5斉藤  36稲見  20樋上

   8谷口  10豊永  

28清水隆      3加藤
   7小池  35三原

     17渡辺

 27清水クニマサと36稲見の2トップだったかもしれませんが、稲見は割と中盤まで下がってきて組み立てに参加するような感じだったので、4-5-1で表記してみました。10トヨさんが上がってくると、1トップ2シャドーみたいになる時間もあって、そこんところは結構柔軟。

 相手の方は守備的中盤が2枚のオーソドックスな4-4-2。とにかく前線に張っている2人のFWがデカイ。両サイドもすごいガタイです。この両サイドで基点を作って前線のデカイのめがけてアーリークロスをボンボン入れてきて、セカンドボールに守備的中盤が飛び出してミドルを狙ってきます。シンプルなだけにこれが結構効果的で、かなり危ない場面も実は1回や2回ではありませんでした。しかしキャプテン7小池を中心にDF陣が集中力を切らさず対応し続け、失点は許しません。

 城北は相手の激しい当たりに苦しめられながらも、27清水クニマサが前線で身体を張ってボールを落とし、これを36稲見が拾って20樋上、5斉藤の両サイドへ展開、チャンスメークするという形がうまく機能しはじめます。特筆すべきは今日の20ヒノさんのキレキレっぷり。ループシュートあり、すんげぇミドル(惜しくもセーブされたけど)あり、ドリブルありキープあり、まさに自在の活躍。そして前半29分、右サイドからのコーナーキック、20ヒノさんの蹴った低くて早いボールに飛び込んだのは28清水タカヒロ! 見事なダイビングヘッドがズドーンと決まって1-0。城北がこのリードを保ったまま前半終了。

 後半4分、左サイドのスローインから27クニマサがからんで36稲見へ、そして稲見は目の覚めるような右足のシュートで見事にゴールネットを揺らして2-0。いい時間帯の追加点です。

 後半6分、5斉藤out → 11高柳in、同9分には20樋上out → 26木村がin。順調にゲームを進めてきた城北ですが、ここでアクシデントが続発します。後半17分、ゴール前の混戦でGK17渡辺が接触、膝を傷めてしまいます。ゲームの続行も不可能で、急遽1北村に交代します。
 その直後、左SBの3加藤も負傷、何と右肩を脱臼した模様です。すこしピッチの外に出ていたようですが、さらに驚いたことにその間に肩を入れなおして試合に復帰してきました。すげぇ、闘莉王みてぇ。さすがにその後すぐに2笠島に交代しましたが、やっぱりかーなーり、痛そうです。戻ってきたとき顔、青かったです。二人とも、どうか大事に治してくださいね。

 そして後半30分、相手GKのゴールキックが27クニマサに当たるというめずらしいプレー。クニマサはそのボールをうまいことコントロール、GKをかわして無人のゴールへ流し込んで意外な形の追加点、これで3-0。そして後半ロスタイム、中盤でボールを持った36稲見が高速ドリブルを開始、スピードに乗って足の止まりつつあった敵陣をザックリ直線的に突破! そのままドーンとシュートを叩き込んで4-0。これでタイムアップ。前半に1点、後半開始早々に追加点、そして終盤足の止まった相手に畳み掛けるように2点、というのはここ3試合に共通した得点パターン。最後まで走り負けない、城北らしい試合展開だったと言えるでょう。

 これで城北ランシールズの2007年度のリーグ戦は、全日程を終了です。

 残念ながら、まことに残念ながら、リーグ優勝と2部への昇格は、今年もお預けとなりました。

 佐川SCが最終節に3点差以上の点差で敗北する、という天変地異にも等しい事件がおきれば城北が昇格ですが、それはまあ無理でしょう。期待するべきでもありませんし。

 そして試合の後、西村監督から今日が指揮をとる最後の試合であると告げられました。

 結果だけ見れば確かに「2年連続で昇格を逃した」ということになるのでしょう。ですが、去年の常盤クラブ戦での理不尽な日程変更にしても、今年の同一ブロックへの強豪チームの集中にしても、西村監督には気の毒な事情も多かったと思います。しかし誰もが予想さえできなかった東京カップでの快進撃は、監督がチームの持っていたポテンシャルを最大限に引き出すことができたからこそ、初めて可能になった快挙であったと思っています。2年間、本当にお疲れ様でした。

 そして、私ごときが引用するのも生意気、というか分を超えた感じがありますが・・・

 「タイムアップの笛は、次の試合へのキックオフの笛である」

 “日本サッカーの父”と呼ばれるデットマール・クラマーさんの言葉です。

 来季こそ、本当に来季こそ優勝しましょう。昇格しましょう。そのために、また明日から、準備をはじめましょう。

 がんばろう、城北!

 

 
 


2007年6月23日(土曜日)

あるジャズ喫茶の思い出

カテゴリー: - yamaneko @ 23時55分10秒

 『アド街』見ていてたら、千歳烏山の名物ジャズ喫茶が紹介されていましたが、私も大学時代には飯田橋のジャズ喫茶「SWING」によく行ったものです。

 いつも蝶ネクタイをした小父さん(お爺さんだったのかな)と、いかにも女傑!な感じのおばさん、二人でやっていた小さなお店です。

 元来クラシック派だった私は学部の先輩にそこへ連れて行かれ、その居心地のよさをすっかり気に入ってしまいました。適度な固さのゆったりしたソファの感じが忘れられません。それから後は授業の合間などに友達と連れ立っていき、コーヒー一杯でいつまでもだべっていたものです。コーヒー一杯280円、お代わりは確か200円じゃなかったかな? 紅茶を頼むとお湯の入ったカップとティーパックが出てくる。あと昼飯代わりにエビピラフを頼むとたまにエビがまだ冷たかったりして、「おばさん、これまだ凍ってるよ」って言うと、もう一度炒めなおしてくれる。最近の感情労働型外食チェーンでは絶対にありえない、ゆったりとした時間がそこには流れておりました。

 ジャズ喫茶というと、うっかり話でもしようものなら「シッ!」とか言って周りのうるさ方にジロリとにらまれたりしそうな高圧的なイメージがあったりしますよね。でもここでは他のお客もじっと曲に聴き入るというような感じでもなく、ざっくばらんに喋っていても構わない。まあいつもそんなにお客はいなかったけど。しかもさらに不埒なことに、その友達も元々はクラシック派だったものだから、二人してジャズ喫茶でクラシックの話をしたりして。よく叱られなかったものです。本当に気取らないお店で大好きでした。

 私は結局ジャズの方には流れてはいかなかったのですが、それでもルイ・アームストロング、レスター・ヤング、ビリィ・ホリデイやエラ・フィッツジェラルド、そしてジャンゴ・ラインハルトのレコードをこのお店で覚えました。ジャンゴは今もよく聴きますね。

 そして、ある朝何気なく新聞を読んでみると・・・何とSWINGが閉店するということが記事になっているではありませんか! しかも「文化面」です。実は私たちが知らなかっただけで、この「SWING」は知る人ぞ知る、というかその筋の人ならみんなが知っているジャズ喫茶の伝説的名店だったようなのです。あの小柄で腰の低い小父さんは、ジャズの普及に大きな貢献を果たしたとしてニュー・オーリンズ市から名誉市民の称号を与えられており、おおくの有名なジャズミュージシャンが「SWING」のナイトライブを出発点にして巣立っていったんだそうです。

 それまではいつ行ったって私たちくらいしかいなかったお店は、新聞を見てきたという女子高生なんかが来ていたりして大混雑。それから閉店の日まではいつも何となくせわしなくて、お前らもっと早く来てやればよかったじゃねーかよ、と思わずにいられませんでしたが、ともかく、そこにはもう私たちが贅沢に享受していた、あののんびりした時間はなくなってしまっていました。

 お店が終了して数ヶ月が経ち、懐かしく思って久しぶりに跡地を訪ねてみると、そこにできていたのは何とカラオケボックス。当時のカラオケボックスは今のようなものとはちがって、本当に電話ボックスみたいな、一人で入るタイプのヤツだったんですが、もう淋しいというよりも「何て味気ないものができるんだろう」と思うばかりでした。
 その後は、SWINGに限らず、街の中から人間の居場所がどんどん少なくなっていきましたね。効率よく客のお財布からお金を引っ張り出すための施設はたくさんできましたけど、ゆっくりと時間をすごすことのできる場所は、なくなっていきました。

 あの小父さんはどうしているかな、とテレビを見て思い出していたのです。

 


2007年6月22日(金曜日)

ついてない一日

カテゴリー: - yamaneko @ 23時47分00秒

 朝、倉庫に行って発送作業を済ませると、帰り道は雨。すっかり濡れてしまいました。洗濯したばかりの服だったのに。

 とある古書店で見沢知廉の『日本を撃て』を発見したもので、購入。
 読んでいると、たった一箇所だけ、赤のボールペンで線が引いてあった。買う前にザーッと調べたつもりだったけど、本当にここ一箇所だけだったから気がつかなかったよ・・・orz
 しかも実につまらん箇所で、「大衆」についてのヒトラーの言葉を引用したところに、わざわざ線を引いている。割と有名な言葉なんだけどね。はぁ。

 でも悪いことばかりでもありません。
 今日は割と大口の仕入れをすることができ、「全集」をはじめとして、太宰治関連の本がまとまって手に入りました。ここのところまた登録作業ができずにおりますが、来週末にはまとめて最近の仕入れ商品をUPしたいですね。決してサボっているというのではないのですが・・・まぁともかく頑張ります(^^;
 


2007年6月20日(水曜日)

“こだぬき書房”明日から!

カテゴリー: - yamaneko @ 23時23分07秒

 神田神保町の古書店、BOOK DIVER さんの6月の催し、「女子とふるぽん」が明日から開催されます。

 イベントの正式名称は、「女子とオトメン(乙男)の古本&雑貨ミニマーケット ダイバー・マーメイド寄港市」です。な、長い・・・w

 今回はウチの奥さんも「こだぬき書房」という屋号(?)で出品しています。

 「乙女系にほどよくバイオレンスの配合された」(本人談)ラインナップだそうですが、それは本当に「乙女」なのかとムニャムニャ。

 なにはともあれ、みなさん神保町へお越しの折にはぜひのぞいてあげてください。

「女子とオトメン(乙男)の古本&雑貨ミニマーケット ダイバー・マーメイド寄港市」

  会場 : BOOK DIVER 神田神保町2-12(TEL:03-6657-3277)
  期間 : 6/21(木)〜6/25(金) 11:30〜19:30

【出品その1】
出品その1

【出品その2】
出品その2

【BOOK DIVERへの地図】
MAP


2007年6月19日(火曜日)

お知らせです

カテゴリー: - yamaneko @ 23時54分26秒

よろしくお願いします
 いつも「やまねこブログ」をお読みいただいている皆さま、ありがとうございます。

 これまでこのブログへのコメント投稿やトラックバックは、特に承認も必要なく、フリーな状態にしていました。
 ですが、今日以降は、管理者による承認を経てから掲載するように変更いたします。

 たまにエロトラバが付くのは、そんなに気にならないんですよ。まあ店先に落書きをされたみたいで、イヤだと言えばイヤなのですが、マメに消していくだけのことです。

 ですが最近一番こたえたのは、コユキのことを書いたすぐ後に「ノミ取り」の道具を販売するサイトのトラバを付けられたことです。どうせ機械的に、あるキーワードが引っかかったらトラックバックをつけるようになっているのでしょうが、やはりああいう使い方をされると、しんどいですね。

 今後基本的に、ブログの内容とは関係のない、純然たる宣伝目的のコメントやトラックバックは掲載をいたしませんので、どうぞご理解のほど、よろしくお願いいたします。
 


2007年6月18日(月曜日)

POTTERING CAT

カテゴリー: - yamaneko @ 23時54分24秒


 今日の一枚は私の腕を枕にして眠るろび君。私もお昼寝中。 

* * * *

 やまねこ書店ではお客様へ商品を発送する際に、一筆箋で手書きのメッセージをつけています。

 今使っているのは、“ POTTERING CAT ”というブランドの一筆箋です。
 先日、神田神保町に出かけたときに、文具の文房堂さんで開催されていたネコグッズフェアにて発見。そのあまりの可愛さにハートを打ち抜かれてしまいました。

 >>> POTTERING CAT のサイトはこちらです。

 どんなに言葉を連ねてもこの可愛さは説明できませんね。とにかく一度ご覧になってみてください。ネコが好きな方ならば、必ずや表情がニンマリと崩れてしまうこと請け合いです。自分で仕入れて売りたいくらいです。
 ノラ猫の去勢・避妊や、地域猫の取り組みについてのリンク集も用意されていて、本当に猫を愛しているのだなぁ、と感心させられます。だからこそネコの本質をギューッと捉えて濃縮したような、こんなデザインが可能なのでしょうね。


2007年6月17日(日曜日)

勝手に「ランシールズ戦記」 対セブンラックス戦

カテゴリー: - yamaneko @ 23時33分54秒

 先週のF-LINE戦は見に行くことができなくてとても残念でした。まりもさん、観戦レポを書いてくださってありがとうございました。

 さて、今年のリーグ戦も残すところ今日の試合を入れても2試合のみ。最終戦の予定も来週と決定し、あっという間の9試合が終わろうとしています・・・

 って、まだ6月だぞ!

 もうちょっと考えようよ東京都社会人サッカー連盟。来年1月に東京カップがはじまるまで一体どうしたらいいんでしょうか。練習試合をたくさん組んだとしても、やはりガチンコとはちがいますから、公式戦と同じ緊張感は求むべくもありません。それに「試合」というはっきりとした目標がないのであれば、一体何のための練習試合なのかということも不明瞭になってしまいます。コンディションの維持も試合があってこそはじめて可能なことでしょうし、ましてやプロチームではない城北としては、チームとしのて求心力そのものをどうやって保つのかという、難しい課題に直面しかねません。
 試合会場に向かう車の中では“城北近隣地区のサッカーチームを集めてカップ戦のようなものが開催できたらいいよね”というようなことを話し合ったりしていました。参加チームが8チーム集まれば、十分可能に思えるのです。たとえば、4チームごとに2つのブロックを作って予選リーグを行ない、上位2チームが決勝トーナメントへ進みます。グループリーグ3試合と、トーナメントが2試合(含む3位決定戦)で、計5試合。2週間ごとで試合を行なっても、2ヶ月半ほどのスケジュールで消化できます。9月から11月の半ばくらいまで、といった感じですね。リーグ戦が終わった後に行なうゲームとしては悪くない考えではないでしょうか。ここはスポンサーさんにも一肌脱いでもらって、「なとりカップ」とか、どーすか! 商品はもちろん「なとり」のおつまみ詰め合わせ。もらったらそのまま祝勝会も可能ですw

 さて、今日の試合の相手は昨年も3部リーグを同じブロックで闘ったセブンラックスさん。今年のリーグ戦での成績は5試合を消化した時点で2勝3敗、第6位。昨年対戦した時のスコアは 2-1 でした。結構しびれるスコアですね。さて今日はどうなりますか。

第41回 東京都社会人サッカーリーグ
3部4ブロック 第13節
2007/06/17 KICK OFF 9:00
試合会場:東芝鶴見グランド
対戦相手:セブンラックス

◎6/17のスターティングメンバー

   25松村   14吉沢

5斉藤  36稲見  20樋上

   8谷口   10豊永  

28清水隆 35三原   2笠島

      17渡辺

 今日の城北は3バック! しかも3枚のうち2枚は本来サイドバックの選手です。これは「超攻撃的布陣」と言っていいのでしょうか? 35三原も本来の登録はMFですが、先週の試合に続いてDFとして出場です。これまで城北のセンターバックは4大島・7小池の“大小コンビ”が皆勤賞といった状態で1月から出ずっぱりだったわけで、センターバックのバックアップを育てることは大いに意義があると思います。
 2試合続けてトップ下に入った36稲見も同様。これまで城北のトップ下をつとめてきたのはずっと10豊永。「10番」というと他人をパスで走らせるようなイメージがありますが、豊永は自ら攻守に走り回る中盤の要、まさに城北のダイナモ。しかし連戦の続く厳しいスケジュールの中、あの運動量を保つのは決して尋常一様なことではありません。ユニフォームの下の太ももは今日もテーピングでグルグル巻きの状態でした。今はまだまだ「豊永抜き」の城北を考えることは正直できませんが、どうか豊永を脅かすような成長を見せて欲しいものです。
 14吉沢はリーグ戦初出場。久々の松村・吉沢のツートップです。ここにトリッキーなドリブラーの5斉藤がどう絡んでくるか、楽しみなところ。

 さて、試合です。

 キックオフのホイッスルが吹かれ、先発の布陣を確認していると、スルスルっと5斉藤がディフェンスラインの裏に抜け出して、あれよあれよという間にGKと一対一。落ち着いてボールをゴールに流し込み、城北が前半2分であっさりと先制点をあげます。1-0。

 前半14分には右からのCKのチャンス、キッカーは20樋上。ファーサイドで待っていた14吉沢がヘッド! 高い! しかしこれは惜しくもクロスバーの上。

 前半20分、20樋上がフィールド中央右サイドで相手DFを背負いながら巧みに前を向くと、DFラインの裏のスペースに浮き球のパス! これに25松村が追いつき、寄せてきたDFに切り返しを一発決めてからゴール左隅を狙ってシュート! これは決まったかと思われましたがボールはゴールマウスをわずかに左にそれていく。決定的な場面でしたが決め切れません。本来GK登録の20樋上ですが、今日はサイドでのプレー。これがけっこう効いている。CKのキッカーもつとめ、GKの急所を知りぬいた危険なボールを配給します。最近FWでの出場の多い1北村(今日も試合前にヘディングの練習をしていた)といい、城北のGK陣はまさにポリバレント。

 前半28分、14吉沢がヘッドで落としたボールを5斉藤がワンタッチで25松村へ、松村はこれをダイレクトでシュート! しかしこれもまた入らない。
 実際かなりの数のシュートを打っているんですが、どうしてもゴールを割ることができません。相手のフォーメーションは中盤ダイヤモンド型の4-4-2と見受けました。こちらが3バックなこともあってサイドのスペース、特に右サイドへ進入を許すことが数回ありましたが、2笠島とフォローに入った10豊永で冷静に対応。GK17渡辺も落ち着いたプレーを見せて、そう危ない場面はありません。1-0のまま前半を終了しました。

それにしてもここ数日晴天が続いていたせいか、グラウンドはかなり乾いています。ゴール前で混戦になると、ファーサイドの選手は土煙で見えなくなってしまいます。見ているだけでこっちの口の中までジャリジャリしてきそうな感じです。

 さて後半・・・城北は開始早々の後半2分に右からのCKのチャンス。ゴール前の混戦から28清水タカヒロが押し込んでようやく待望の追加点。これで2-0。
 
 後半8分、城北が選手交代、20樋上out→27清水クニマサin。クニマサはFWに入り、25松村が右サイドへまわる。投入されてすぐにクニマサは巧みなターンでDFをかわして前を向くとドリブルで左サイド奥に進出、右斜め後方にフォローに入った5斉藤に短くグラウンダーのパス、斉藤はシュートを放つもGKがキャッチ、残念。

 後半14分、中盤からのグラウンダーのスルーパスに吉沢が反応、一気にDFラインの裏に抜け出してそのまま遠めからシュートを放つもGKがキャッチ。前半にはこの飛び出しが幾度もオフサイドを取られていましたが、こういうプレーは何回失敗しても一回決まればそれで十分なんですよね。どんどんトライして欲しいです。

 後半23分、城北は素晴らしいパスワークを見せます。前線が戻してきたボールを中盤で受けた10豊永が左サイドの28清水タカヒロに展開。タカヒロはこれを前方の5斉藤に送り、5斉藤はそのままドリブルで深くサイドをえぐってからファーサイドへクロス。これを吉沢(だったと思う)がていねいにグラウンダーで中央へ折り返すと、そこで待っていたのは36稲見。インサイドで狙いすましたシュート! ゴーーーール! 美しい! 素晴らしい!

 後半28分に城北の選手交代、2笠島out→13大久保in、8谷口out→33土橋in。谷口さんは接触で負傷? 大丈夫でしょうか。

 後半30分、5斉藤がドリブルで左サイドから中央へ切れ込み10豊永へパス、斉藤のこの動きで作られたスペースに28清水タカヒロがオーバーラップ、そこへ豊永がパス! これを受けたタカヒロはそのままサイドを深くえぐってからクロス。ゴールには繋がりませんでしたがいい形の攻撃を展開。

 後半33分には右サイドからのクロス(上げたのは32稲見かな?)をゴール前中央で待っていた27清水クニマサがダイレクトでボレー! これがズドーンと決まって4-0! キーパーまったく動けず。点差も大きく暑くなってきたせいもあってか、審判はほとんどロスタイムを取らずにこのままタイムアップ。

 前半冒頭に1点、後半開始早々に追加点、試合終盤に畳み掛けるように2点と、なかなか理想的な試合運びですね。先週の試合も似たような試合展開だったようですし、最後まで走り負けない、城北らしいゲームができていたからこそこうした展開に持ち込めるのでしょう。選手のみなさん、暑さと砂塵の中、本当にお疲れ様でした。これで残すところはとうとう最終戦を残すのみです。そうは言ってもまだ6月ですから、全然「来期」のことなんて考えられる気分でないんですが・・・何はともあれ、最終戦では東京カップからハイテンションで突っ走ってきたこのシーズンの集大成となるようなゲームを期待しています。

 あと一試合、がんばろう城北!

 


2007年6月16日(土曜日)

もう夏か?

カテゴリー: - yamaneko @ 23時51分01秒

ぐらぐらする〜

 「最近ろびの写真が少ないぞ!」という読者からの声にお応えして、今日の一枚は積み上げた本の山に飛び乗ったろび君。
 この後本を蹴落としながら降りてくる。それ売り物にしたかったんだけど・・・(泣)

* * * *

 今日も東京は「梅雨はどこにいった」と訊きたくなるような見事な快晴。朝の空気はまだ少しひんやりしていて、ちょうど夏の北海道のようです。昼間になると、まごうかたなき東京の天気ですが。

 で、洗濯したり、皿洗いしたり、分別ゴミを近くのスーパーの回収ボックスに運んだり、掃除したり、箪笥の中を片付けたりしているウチに、あれよあれよと一日が終わってしまいました。
 夕方になって郵便貯金事務センターから入金通知が届き、夕食後に発送作業のために自転車を飛ばして倉庫へ。せっかく練馬まで出かけたので、ついでに仕入れ。というよりも、単に自分の欲しい本を買ってきただけというかw

 『芸術と策謀のパリ ナポレオン三世時代の怪しい男(ボエーム)たち』 横張誠 講談社選書メチエ150
  ※テーマの勝利。これは買わずにはおられない。ちょっと古めのメチエって、ついつい見逃して存在を知らずにいる本があって油断できない。文学史・美術史・政治史、さまざまな角度から読めそうです。

 『パリは燃えているか?』(上・下) ラリー・コリンズ/ドミニク・ラピエール 早川書房
  ※パリもの二連発。タイトルはすごく有名ですけど、2005年に新版で復刊されるまではものすごく入手の難しかった早川書房のノンフィクション。今日買ったのはその新版です。恐らく重版はないだろう、と思っています。あとは最後まで持ち続けた者の勝ちですw
 


2007年6月15日(金曜日)

古典SFを読む #3 『夏への扉』

カテゴリー: - yamaneko @ 23時58分14秒

『夏への扉』表紙
 「古典SFを読む」第三回は、「オールタイムベストのぶっちぎりトップ作品」(by 野田昌宏)と絶賛される、R・A・ハインラインの超名作、『夏への扉』です。

 ハインライン作品は第一回の『宇宙の戦士』に続いて2つ目ですが、この二つの作品を読んでまず感じたのは、ハインラインの“一人称”の語りの上手さ。

 加えて福島正実氏の手になる『夏への扉』の翻訳は、日本のSF翻訳の中でも屈指の名訳との誉れも高く、両者の力があいまって、語っている「ぼく」とその語りを聞いている自分とがいつしか重なり合い、作品の世界へ深く沈潜していくような得がたい読書体験をもたらしてくれます。

 一方、大森望氏は、「“文化女中器”(Hired Girl)」などの訳語にはやや古さを感じる、という評価をされていますが、そうしたちょっと古めかしい訳語もかえって“レトロ・フューチャー”的な感覚を作品にもたらしており、一層興を増しているように思う、と言ったら贔屓のしすぎでしょうか。

 とまぁ、何かと評価の高いこの作品なのですが、その一方で、「女の人はこれを読んでどう感じるのかな」という疑問も抱かずにはいられません。

 何故というと、この作品に登場する女性は、「自分を誘惑してくる美しいけれど徹底的に邪悪な女」または「醜悪でおぞましい限りのオバサン」という否定的なイメージでまとめられるグループと、「純真可憐な少女」または「素直で従順、でも難しい話はちょっと弱い」という ( あくまで・いわゆる・「男性」から見て ) 肯定的なイメージでまとめられるグループとに、極端な二極分解を起こしているのです。「女は怖くてわからない/だからこうであってほしい」という恐怖と願望が、“ベル”と“リッキー”にそれぞれ割り当てられています。
 私の妻は、この作品を「SF版・源氏物語」と評していたのですが、これは実に上手いところを言い当てています。あんまり言うとネタバレしてしまいますのでムニャムニャなんですけど、「紫の上」の役回りを演ずることになる少女リッキーは、やっぱりあまりにも男にとって都合のいい女の子でしかなくって、そんなワケあるかー!と女ならぬ私でも思ってしまうのでありましたw
 (もちろん、デュマの『モンテ・クリスト伯』をベースにしたともいわれる本作品は本質的にはコメディであり、ある程度登場人物の造形が類型的となることも仕方ないのかもしれませんが。)

 それに対して猫の“ピート”(正しくはペトロニウス)と主人公との絆は固く、そこには理想的な男同士の「友情」が成立しているようにさえ見えます。主人公がピート君の赫々たる戦歴を語る時の口調は、まるで戦友の武勲を自慢するかのようです。主人公は、おそらく「女」などとよりは「猫」のとの方が深く理解しあえる、と心の底では思っているのではないでしょうか。

 こう考えると、『夏への扉』『宇宙の戦士』が、同一の根を持った作品であることが何となく見えてきますね。あとは「ヒッピーの経典」とまで言われた作品、『異星の客』がどんな風なのかが気になってくるところです。

 でも次回はディ・キャンプの『闇よ落ちるなかれ』にする予定。


2007年6月13日(水曜日)

ろびを連れて病院へ

カテゴリー: - yamaneko @ 23時34分33秒

 今日は夕方に、ろびをつれて獣医さんに入ってきました。

 最近しきりに耳をかゆがっているので、外耳炎がまたちょっとひどくなって、耳の中が汚れているのかな、という心配があったのと、先日、コユキの一件があったので、かなりの高確率で家の中にノミが入り込んでしまっている可能性もあり、予防薬を付けてもらったほうがいいと考えたためです。

 先生にもコユキのことを報告しました。実は今日、霊園の方から納骨が済んだとのお知らせをいただいていたのです。そして、ちょっと気になっていたので、コユキは死んでからどのくらい経っていたと思うか、先生に聞いてみました。いろいろな状況から見て、死後少し経過していたのではないかと思ったのです。

 「うーん、でも身体はまだ柔らかかったですよね。固くなりきってはいなかった。やっぱりそんなに時間は経っていなかったと思いますよ」

 私が気になっていたのは、コユキの顔や口についていたハエの卵のことでした。死後すぐにあんなに付いてしまうものなんでしょうか。しかし先生の仰るには、衰弱してくると、まだ生きているうちから付いてしまうのだそうです。
 
 さて、ろびの外耳炎はなかなか治りません。

 本当は冬の空気の乾燥している間に根気よく耳を清潔にしてあげて、耳の中で繁殖する雑菌を掃除しなくてはいけないのですが、冬から春にかけて私もマメに獣医さんに通えるゆとりがなく、しばらくつれてきてあげることができませんでした。

 今日耳を掃除してもらったらもう真っ黒。あー、こりゃ痒かったろうね。耳の穴の中に足突っ込んで掻いてたものなぁ。すまんことをした。許せ。

 ここのところ夫婦ともいろいろと大変だったので、明日は家で奥さんとささやかに酒盛りをする予定です。


2007年6月11日(月曜日)

ご冗談でしょう古館さん

カテゴリー: - yamaneko @ 23時43分19秒

 いろんなことのあった週末でした。

 この状況の中で、明日のお昼が締め切りの仕事をどうにかこうにか終わらせた自分をちょっと褒めてやろう。いやまあ、そりゃやって当然なんですけど(^^;

* * * *

 それにしてもいくら社会保険庁の仕事に問題あったからって、労働組合叩くのはどうなの「報道ステーション」。

 社会保険庁民営化は当然、という方向に世論を誘導したいんですかね。

 その後は、「年金情報は住基ネットで一元管理、国民総背番号制にするのがやっぱ便利かもね」ってことですかw


2007年6月10日(日曜日)

その後のこと。

カテゴリー: - yamaneko @ 15時10分50秒

 先ほど、昨日拾った死んだ子猫を、動物霊園の方にお引渡しすることができました。

 ・・・「拾った」? ちょっとちがいますね。まあそれはともかく。

 子猫の亡骸は、一まず霊安室に置かれたあと、明日か、あるいは明後日には、合同で火葬され、その後共同供養碑に納骨という運びになるようです。

 引渡しの際に簡単な書類を作成しなくてはならなかったのですが、この子には名前がありません。もう死んでしまった子に名を付けるのも詮無いことのように思われたのですが、ないと色々と先方も困ることがあるようです。

 白い子だったので、“コユキ”と付けてあげました。

 男の子か女の子か、ちゃんと確認しなかったのを今となっては後悔していますが、これならどっちでも何とかなるでしょう。

 納骨が終わったら、お知らせのハガキをいただけるとのことでした。お参りもできるようです。

 参考までに申し上げておきますと、今回お世話になった霊園は「東京動物霊園」さん。そしてコユキのお弔いにかかった費用は10,500円でした。
 昨日の受付のかたも、心ここにあらずといった状態の私の電話に落ち着いて応対してくれ、また今日来て下さった方も、とても丁寧にコユキの箱をを扱ってくれました。お世話になりました。ありがとうございました。

 ただ、あとしばらくはお世話にはなりたくありませんけれども。

 もうひとつ参考までに、豊島区での動物の死体処理のガイドラインです。 >>> 豊島区生活ガイド 

 子猫の亡骸を我が家の前に置いていった方へ。

 路上の「廃棄物」として処理する場合は、しかるべき役所にしかるべく申請すれば、行政が何と無料で回収してくれます。どうか猫を廃棄物として扱うのを肯んずることのできない性質の人間の足許を見るようなことはせず、ご自分でご一報ください。またあなたご自身が猫を廃棄物としてあつかうことに抵抗がおありなのでしたら、どうぞご自身で回向されることをお勧めいたします。

 大雨のあと、オボロとチイコが相変わらずの元気な姿を見せてくれたのが、何よりの慰め。


2007年6月9日(土曜日)

ある日の出来事。

カテゴリー: - yamaneko @ 19時18分56秒

 つい、先ほどのことです。

 仕事でつかう文具を買いに行こうと部屋を出ると、アパートの入り口に小さなダンボール箱がおいてありました。

 いやな予感です。

 捨て猫じゃなければいいな、と思い、そっと箱の口を広げてみると、何か白くてフワフワしたものが見えます。

 案の定です。

 しかもすでに生きている気配がありません。触れてみると身体はすっかり冷たくなっています。

 私はとっさに、周囲に誰かこれを置いたであろう人間はいないか、見回してみました。どこかで様子を窺っているかも知れない。でも、そんなことしても無駄だってことは、内心わかってはいたんですが。

 大きさは、拾った頃のろびよりはちょっと大きい位でしょうか。おそらく今年の4月ごろに生まれた子にちがいありません。身体は全体が白く、尻尾は黒のトラ柄、そして頭頂部から耳にかけて、やはり黒とやや茶色のスポットができています。

 とにかく、このままにしておくわけにもいきません。いきつけの獣医さんに電話をかけてみると先生の奥様が出られて、「すぐに連れてきていい」と言ってくださいました。私はとるものもとりあえず、病院に急ぐことにしました。

 昔、カラスに襲われていたろびを助けて、同じようにダンボール箱に入れて病院に急いだものです。しかしあの時ろびは、か弱いながらも息をして、鳴き声を上げ、必死に戦っていました。同じ捨てるなら、なぜもう数日早く、息のあるうちに渡してくれないのか。こんなになってから、どうしろというのか。

 病院につくと、別の方が先生とお話されていました。どうやらその方も子猫を拾った方のようでした。見ると、タオルで蓋のされたダンボール箱の中で数匹の子猫が元気よく鳴き声をあげ、出たがって暴れています。箱についている指穴から小さな前足を出し、鼻面を突き出して、あんまり一生懸命にもがくので、ベンチの上に置いた箱がユサユサと揺れているほどです。

 しかし私の抱えている箱には、もうただ静けさしかありません。彼我のありようの著しい違いに、無性に悲しくなってきました。待っている間、動物看護師でもある先生の奥様が様子を見てくれたのですが、猫の身体の表面を這う虫を見つけ「もうノミが表に出てきてしまっている・・・」と教えてくれました。ノミにさえ見放されたか。

 先生に診ていただくと、やはり、もうこの子は事切れていました。聴診器を当てても、まったく音はしないそうです。

 動物の死体の処理の仕方はどうしたらいいのかよくわからないのでたずねてみると、方法は二通りあるそうです。

 まずは清掃事務所に引き取りをお願いするもの。路上に犬や猫の死体があった場合は、清掃事務所が「廃棄物」として取りに来てくれる。

 もう一つは、動物霊園に引き取ってもらって火葬にしてもらい、共同墓地に弔ってもらうもの。

 縁もゆかりもない猫とは言え、それでも私の前に現れたこの子を、ただの路傍のゴミとして扱うのはあまりにしのびなく思えます。動物霊園に引取りをお願いすることにして、先生から霊園のパンフレットを一部いただき、病院を後にしました。箱の動くにつれて力なく揺れる、小さな足と肉球があまりにも悲しい。

 部屋に帰った私は、まずパンフレットの連絡先に電話し、この子の引き取りをお願いしました。今日のこの時間の申し込みでは引き取りは明日、時間は午前中に電話で確認ということになるようです。

 次に、この子をできるだけきれいにしてあげることにしました。ノミにたかられたままではあまりにかわいそうですから。無事に育てば、きっと白い毛並みも美しい、すてきな猫になったことでしょう。

 ノミ取り櫛でノミを漉き取り、足についた汚れや目ヤニを、水にぬらしたコットンでこそいであげます。裏返そうと思って身体を持ち上げてみると、小さな籠のようなあばら骨の感触に思わずギクリとしてしまいます。かわいそうに、どれだけお腹をすかせて街を彷徨ったことでしょうか。目だった外傷もなく、目ヤニや鼻水もそんなにひどい様子ではありません。時期としたらようやく離乳ができるようになった程度。母親とはぐれてしまい、自分でエサをみつけることもできず、ハラペコで衰弱して死んだのかもしれません。

 ノミがたくさんいるので、清めの作業は部屋の外でしなくてはなりませんでしたが、その私の上をハエが飛ぶのが悔しくてなりません。まだ、くるな。まだ終わってない。

 顔の、下になっていた方には、何か白いものがこびりついています。櫛でこそいでみると、白くて細長い、粒々したものです。うんざりする話ですが、これはおそらくハエの卵でしょう。顔についている分はできるだけ取ってあげたのですが、よく見ると口の中にもこれがびっしりと入ってしまっています。これはもうどうしてあげることもできません。それでも多少は、きれいにしてあげることができたようです。

 清めの終わったところで、写真をとってあげることにしました。お前が生まれて、生きてきたこと、まがりなりにも頑張ったってことを、せめて俺が憶えていてあげるよ。

 次に新しい箱を一つ作り、その中に真新しい手ぬぐいを敷き詰め、清潔なベッドのようにしてあげます。この子のからだも同じ新しい布でくるんで箱に入れ、その上からもう一枚、布をかけてあげました。みんな糊の効いた、本当に新しい布です。真新しいシーツで眠る気持ちよさは、猫にもわかるかな。わかるといいな。そしてしずかに箱の蓋をとじ、テープで封をしてあげました。せめてお弔いまでの少しの間、気持ちよく眠ってほしいと願うばかりです。

 誰がここに猫を置いていったのかはわかりませんが、どうかもうよしてください。

 あんまり悲しいことには、慣れていないのです。


2007年6月8日(金曜日)

大漁大漁!

カテゴリー: - yamaneko @ 23時55分58秒

 今日は、久しぶりに神保町へ。「ふるぽん寄航市女子部」に出品者として参加することになった妻が、BOOK DIVERさんにご挨拶に行くというので、その付き添いです。催しのコンセプトや展示のアイディアなど、いろいろとうかがうことができたので、妻もそれなりにイメージをふくらませつつある模様。キーワードは「文系女子/乙女系」か!?

 DIVERさんのところをお暇して、その後は仕入れ行脚をかねて二人で神保町をブラブラ。まず八木書店で以下の本を仕入れました。

『土民嗷嗷 一四四一年の社会史』 今谷明 新人物往来社
  今谷さんの『足利将軍暗殺―嘉吉土一揆の背景』と一緒に読まれるとよろしいでしょう。

『オッフェンバック 音楽における笑い』 ダヴィッド・リッサン 音楽の友社
  オッフェンバックと第二帝政期フランスということではジークフリート・クラカウアーの名著『天国と地獄』がありますが、こちらの本のほうがよりオッフェンバックの生涯と作品の分析に重点の置かれている印象。

『奇想天外ヒコーキ映画』 渓由葵夫 山海堂
  「ライトスタッフ」から「紅の豚」まで、映画に出てくる飛行機を徹底解析。獅子猿さんのヒコーキの細密イラストが素晴らしい。

『バロック・アナトミア 佐藤明写真集』 佐藤明 河出書房新社
  フィレンツェにあるラ・スコペラ博物館の人体解剖模型の写真集。それがどうしてこんなに妖しく美しいのか・・・究極のタブーに触れているようで、本当にドキドキします。あー、どうにも表現力が足らんですね。

 次に自分の趣味追及。以下の本を購入。

『凝った死顔 マンハッタン・オプ1』 矢作俊彦 光文社文庫
  妻が100円均一棚から発見してくれました。さすが現役書店員、そのサーチ・アイは伊達じゃない。これで1と2が揃いました。もうホクホク。

『宇宙の孤児』 R・A・ハインライン ハヤカワ文庫
  昨日絶版を悲しんでいたら今日発見できました(^^) 「求めよ、されば与えられん」−−これこそ古書店めぐりの真理です。

『闇よ落ちるなかれ』 L・スプレイグ・ディ・キャンプ ハヤカワ文庫
  古書店めぐりの真理の発現、第二弾。学生時代、当時スピノザを研究していたSF好きのK島君が「面白いから」と薦めてくれた一冊。読んだら確かに面白かった。彼から借りた頃すでに絶版本であり、なかなかみつけることのできないまま忘れてしまっていました。最近のSF再読欲求の高まりにつれて「あれももう一度読みたいなぁ」と思っていたらあっさり発見できるのですから、人生って不思議だ。

 他にムーアの「ノースウェスト・スミス・シリーズ」も三冊見つけたのですが、ちょっと我慢。
 夕方からは他の仕事の都合で松戸へ行き、出向いた先の古書店で以下の書籍を購入。

『ストーム・ブレイカー』 A・ホロヴィッツ 集英社
  ひとえに荒木飛呂彦のカバーと挿絵が欲しかった。帯なし、背やや退色と状態は若干不満だが、まあ自分用と思えば妥協できるレベル。

『ほとんどすべての人のための現代経済入門』 J・K・ガルブレイス TBSブリタニカ
『自伝的日本海軍始末記』 高木惣吉 光人社
『自伝的日本海軍始末記 続篇』  高木惣吉 光人社
『足に魂こめました カズが語った[三浦和良]』 一志治夫 文藝春秋


2007年6月7日(木曜日)

さてお次は?

カテゴリー: - yamaneko @ 23時50分55秒

 『宇宙船ビーグル号』を読了し、さてお次は何にしようかと池袋のJ堂書店ハヤカワ文庫の棚の前でしばし考えた。

 第一候補は『夏への扉』(ハインライン)、『われはロボット』(アシモフ)、『2001年宇宙の旅』(クラーク)

 妻はいっそのことギブスンにしたら、と言うのですが、初心者がいきなりギブスンなんて読んでいいものでしょうか。いままでバッハなんて聴いたことがなかったくせにいきなりグレン・グールドを聞いて通ぶっているヤツみたいで、何だかイヤです。

 残念だったのは、『トリフィドの日』『宇宙のスカイラーク』『宇宙の孤児』といった昔読んだことのある作品を読み直そうとしても手に入らないこと。改めて読んでみたかったです。思えば海外の本格SF路線を突き詰めずに、アニメの影響で『幻魔大戦』に流れていったのが間違いだったような気がしますw

 改めて読んでみたいと言えば、小学生の頃に図書室で読んだ『合成怪物』が未だに忘れられません。今にして思うと、あの本のイラストはすっげぇモダニズムに貫かれていたような気がするのです。「ゴセシケ」最高。
 この本は先ごろ「復刊.com」でめでたくリバイバルされたようなんですが、イラストがいまどきの児童書風に変わってしまっていて、インパクトは格段に低下しているのが残念でなりません。昔のままだったら文句なしで買いなのですけど。

◎昔の表紙
『合成怪物』表紙

◎新しい表紙
『合成怪物の逆しゅう』表紙

 で、今日は結局何を買ったかといいますと『夏への扉』なのでした。『夏への扉』も読んだことないヤツが古本屋なんてやってんじゃねーよ、図々しいよwという声が聞こえてきそうですね。いやお恥ずかしい限りで。


2007年6月6日(水曜日)

古典SFを読む #2 『宇宙船ビーグル号』

カテゴリー: - yamaneko @ 23時46分36秒

『宇宙船ビーグル号』表紙
 A・E・ヴァン・ヴォクトの『宇宙船ビーグル号』読了。

 実は初めて読んだんですけど、ビーグル号って、中に1000人も乗っている巨大な宇宙船だったのですね。その内800人強が科学者で、残り200人弱が軍人。

 で、1000人もの人間が集まっているこの船の中には、「政治」があります。手続き自体は民主的な体裁を整えているようですが、なにせ小集団での直接選挙であるだけに、これがなかなかに生臭い。

 この作品は“SFの歴史に残るBEM”と言われる「クァール」「イクストル」を生み出しており、知力を尽くしたこれらとの戦いがもちろん作品の中心ではあるのですが、同時に、全篇にわたって一貫してこの艦内政治のグダグダっぷりが描かれています。むしろ主人公グローヴナーが艦内のヘゲモニーを掌握していくプロセスこそが、実はヴォクトの書きたかったことだったのではないかと思えてくるほどです。

 しかもその権力掌握の手段がですね、私個人としては素直に快哉を叫ぶには大いに疑問の残るやり方なもので、正直なところ、読後感はそんなに気持ちのよいものではありませんでした。少なくとも痛快なスペオペを読んだゾ! というものではないw

 ・・・航行中の宇宙船は、準デモクラシー的な方法によってのみ運営できるのです。そして、この場合の最大の特徴は、探検が終わったのち、ぼくが責任を問われることにあります。」(ハヤカワ文庫版、309頁)

 主人公のこの言葉は端的に「独裁」の立場であることは間違いありません。手っ取り早く説明しますと、主人公は天才的な情報処理と人心操作の能力を駆使することで可能となった偽・民主主義的な手続きを通して、“準デモクラシー的方法”でビーグル号を統轄しようと試みるのです。

 ビーグル号の第一篇である「黒の破壊者」が『アウスタンディング』誌に発表されたのは1939年。そしてグローヴナーが船内でヘゲモニーを掌握していく過程を描く「M-33星雲」が書かれたのは1943年。ヴォクトはこの作品で近代的デモクラシーの退廃が独裁の揺籃となることを示したかったのでしょうか。少なくとも、時代の空気を存分に吸い込んだ作品であることは間違いないようです。

 また、「時代の空気」という視点から考えるなら、ビーグル号に乗り込んでいる日本人の歴史学者であるカリタが作中で大いに語ってくれる「循環的歴史観」という考え方も、単なる劇中の添え物という以上の意味があるように思えてきます。
 作者本人がこの歴史観とシュペングラー的文明史観との関係を明示しておりますが、クァールやイクストルというBEMの存在を際立たせるのも、この「文明の没落」についてのペシミズムです。ビーグル号の冒険は、一見、外宇宙にまでフロンティアを追求する人類の知的な冒険についてのイケイケな物語のようでありながら、文明の滅びの様を歌う挽歌でもある、と言えるのではないでしょうか。

 あと驚かされるのは、ビーグル号のBEMに対する科学的アプローチです。科学者の集団であるビーグル号は、乗員を全滅の危機に陥れている恐怖のBEMに対してさえも、その文明のあり方を根本から理解して(少なくともそれに対する仮説を構築して)、それを土台に対応策を発見しようと努力します。ですが、これはそのまま米軍が対戦国としての「日本」に対して採用した方法じゃないですか。その成果がルース・ベネディクトの『菊と刀』なわけで。日本人、BEM扱いw

 後世の作品との関連では、たくさんの専門家たちがよってたかって「ああでもない、こうでもない」ってやっているのをジェネラリスト的な立場にいる人間がより普遍的な見地から整合性のある仮説へとまとめあげていくという構図は、後の『星を継ぐもの』(J・P・ホーガン)のハント博士へと繋がっていくような印象も受けましたね。で、1000人も乗っている宇宙船が中で仲間割れして戦争した上に文明を忘れて原始化しちゃうと、R・A・ハインラインの『宇宙の孤児』になっちゃう。 でもビーグル号って一人も女性が乗っている形跡がなかったな。子孫は残せなさそうですが・・・。


2007年6月5日(火曜日)

往来座さんの「外市」&「こだぬき書房」準備中。

カテゴリー: - yamaneko @ 23時55分37秒

 5/6のエントリでもちょっと書きましたけれども、やまねこ書店は7/7〜8に開催される古書往来座さんの「外市」に参加させていただけることになりました。
 で、昨日は往来座さんと古書現世さんにお会いしてその打ち合わせ、というか面通し。雑司が谷鬼子母神の参道にある居酒屋でお酒を呑みながら、ご両人からいろいろとためになるお話をお聞かせいただきました。参加を快く受け入れていただいた上に、この日はご馳走にさえなってしまい、少しでもお返しをしようとお店で本を購入したらこれも割引き価格にしていただいたりと、すっかり往来座さんのご厚意に甘えっぱなしとなってしまったやまねこでした。
 古書現世さんは『早稲田古本屋街』『早稲田古本屋日録』という著書もお持ちでいらっしゃいますので、そのスジでは有名人でいらっしゃいますね。でもお会いして往来座さんから本の話をうかがうまで、私も頭の中ではご当人だとは気が付いていなかったんですが。不勉強の限りです。

* * * *

 ところで、神保町のBOOK DIVERさんのところでは6月の企画として「マーメイドふるぽん寄港市(仮)」というのが予定されています。4月に私が参加した「ふるぽん秘境めぐり」は一応「プロ」の古書店がメインの企画なのですが、「寄航市」の方は一般の本好きの方が、自分の本を持ち寄って行うバザール風の企画です。この6月の「寄航市」に、ウチの奥さんが参加することになりました!
 期間は6/21(木)〜25(月)で、奥さんはウンウン悩んだ末に自分の屋号を「こだぬき書房」と決めたようです。ちなみに「こだぬき」は、「小狸」ではなく「古狸」なんだそうです。確かに、あの巨大な書店で10年もの間バイトをしているというのですから、実にあなどりがたい「ふるだぬき」であることは間違いないでしょう。書店員としてのキャリアならもう私よりよっぽど長いんですから。それにウチの奥さんの頭の中は「薬種問屋の箪笥」みたいな作りになっているようで、これも実に書店員向きな頭の作りです。いつも「お前そんなことよく覚えているね」と驚かされることしきり、夫婦生活の上ではそれが問題になることなきにしもあらず、なのですがw

 
 

 


2007年6月3日(日曜日)

充実の日曜日

カテゴリー: - yamaneko @ 23時52分25秒

 今日は午前中に仕事が休みだった妻と二人で部屋の掃除と洗濯。
 数日掃除をさぼってしまったためにネコ砂だらけになってしまっていた床に掃除機をかけます。掃除機の移動につれて部屋の中を逃げ回るろび君。すまんね。

 午後からは昨日登録した商品を倉庫へ運び、ついでに棚整理をしてきました。
 当店の在庫も850冊を超え、1000冊も目前です。「在庫が1000冊を超えると目的の本を一発で探せなくなってくる」と先日「ふるぽん秘境めぐり」でお会いした古書店の先達が仰っておられましたが、確かに確かに、本当にその通りです。850冊でもすでに大変。今日の整理でちょっと余裕ができましたが、来月にはやっぱり本棚を増やさないといけないですね。在庫からはずす本も検討してもいいかもしれません。私の倉庫には湿気取り用のドライヤーが稼動しており、中で作業していると実に暑いです。真夏になったらどうなることやら。

 ついでにいつもの仕入れコースを巡って少しだけ仕入れ。

 『零戦撃墜王 空戦八年の回顧』 岩本徹三 今日の話題社
  ※撃墜機数202機と伝えられる日本海軍のエースパイロット、岩本徹三の回顧録。昭和61年の新装版です。帯つきで状態良好。表紙がすばらしい。

 『大西洋戦争(上)1939〜42年、絶頂期のドイツ海軍』 レオンス・ペイヤール 早川書房
 『大西洋戦争(下)1942〜45年、“狩人たち”の勝利』 レオンス・ペイヤール 早川書房
  ※第二次世界大戦、Uボートの活躍でドイツ海軍が優勢を保った序盤から、レーダー、ソナーの開発と各種兵科を混合した効果的な護送船団の組織によって英国海軍が逆転していくまでを描く海洋ノンフィクションの傑作。

 『戦争広告代理店 情報操作とボスニア紛争』 高木徹 講談社
  ※この本の中で「イーグルバーガー」と書かれている国務長官は、昔は「アイケルバーガー」と呼ばれていませんでしたかね。まあいいんですが。オシムやストイコビッチのことを思い出しながら読みたい。

 『本格ミステリ・ベスト100 1975-1994』 探偵小説研究会編 東京創元社
  ※この時期を「新本格」と呼ばれた人たちが最も活躍していた頃、と言っていいんでしょうね。作品や作家の個性をジャンルの歴史の中で位置づけ、その意義を解説してくれる作りになっており、かつネタバレしないという(ここ大切!)、入門者には実にうれしく、かつ、ありがたい一冊となっています。


2007年6月1日(金曜日)

もう6月です

カテゴリー: - yamaneko @ 22時29分17秒

 本日は銀行に行ったり消耗品を買い込んだり、ついでに仕入れをしたりで、文字通り池袋じゅうを歩き回りまっていました。
 ビックリガードをくぐって立教通りへと向かう池袋西口の街並みは、レストランやカフェ、エスニック料理のお店が多くて本当にい〜い匂い。この辺も割りと小洒落た感じの店が増えましたが、昔ながらの池袋の風情が残っていていいですね。まあ「昔ながら」って言っても、私が知っているのは1980年代の後半の池袋ですが。ん、十分昔でしょうかねw
 
 さて、最近の仕入れ成果です。ふところは決して楽ではありませんが、そこは敢えて「逆張り」。苦しいときこそ攻めてみる。そして、まずなによりも自分が読みたいもの買う。まず自分が本を楽しむ。それを忘れないようにしたいですね。結構未登録品が溜まってきていますから、明日は腰を据えて登録作業をしなくてはいけません。

 『HAL伝説 2001年コンピュータの夢と現実』 デイヴィッド・G・ストーク 早川書房
  ※A・C・クラークの序文はもちろん、『心の社会』で有名なM・ミンスキーへのインタビュー、そしてダニエル・C・デネットによる「HALが殺人を犯したら、だれが責められるのか−−コンピュータの倫理学」という興味深いタイトルの論考などを収録しており、SFファンだけでなく認知科学や人文・思想系に興味のある人にとっても見逃せない一冊。

 『ツーダン満塁』 矢作俊彦 東京書籍
 『ハード・キャンディ』 アンドリュー・ヴァクス 早川書房
 『ホワイト・ジャズ』 ジェイムズ・エルロイ 文藝春秋
 『パターン・リコグニション』 ウィリアム・ギブスン 角川書店
  ※ハードボイルド。ノワール。サイバーパンク。

 『前日島』 ウンベルト・エーコ 文藝春秋

 『フェミニズム殺人事件』 筒井康隆 集英社
 『惑星P-13の秘密』 高橋源一郎 角川書店
 『ゴースト・バスターズ』 高橋源一郎 講談社
 『文学がこんなにわかっていいかしら』 高橋源一郎 福武書店
 『ブーイングの作法』 佐藤亜紀 四谷ラウンド
 『でも私は幽霊が怖い』 佐藤亜紀 四谷ラウン
  ※佐藤亜紀はもう一冊、『検察側の論告』も見つかると良かったんですがね。最新刊の『ミノタウロス』も読まなくては。

 『ありがとうストイコヴィッチ』 ピクシー担当記者グループ ラインブックス
 『ベンゲル・ノート』 中西哲生・戸塚啓 幻冬社
 『Litti ピエール・リトバルスキー自伝』 山際淳司監修 同朋社出版
 『ラモス瑠偉のサッカー戦記 天国と地獄』 鈴木洋史 文藝春秋
 『Goalへ 浦和レッズと小野伸二』 小齋秀樹 文藝春秋
 『ロイ・キーン 魂のフットボールライフ』 ロイ・キーン カンゼン
  ※病膏肓、サッカーバカw 『ベンゲル・ノート』は再々入荷。よく売れます。売るたびにもう二度と入手することはできないのではないかという気がして、今度こそ自分の分として持っておこうかと考えてしまいます・・・。

 『炭鉱(ヤマ)へゆく 日本石炭業の生と死の深淵』 安田忠郎 JCA出版
  ※著者自らが炭鉱夫として北炭幌内炭鉱で働いた経験から、炭鉱の暮らしを記録。死と隣り合わせの作業。街に遍在する暴力と差別。厳しい労使の対立。そこに生きる男たち女たち・・・炭鉱で生きるということはどういうことなのか。『幸せの黄色いハンカチ』を見る目がちょっと変わるかもしれません。むしろ、一層切なく。

 『艦船夜話』 石渡幸二 出版協同社 
  ※雑誌「世界の艦船」を創刊して自ら編集長を勤め、海人社および出版共同社の社長でもあった著者による船と海についてのエッセイ集。それからこの本の巻末で紹介されている関連書がえらく気になります。たとえば『シーパワーの世界史 全三巻』『船舶砲兵 血で綴られた戦時輸送船の悲録』『駆逐艦雪風 誇り高き浮沈艦の生涯』『日本航空機総集』・・・みな実にそそりますなぁ。


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