東京カップもすでに開催され、いよいよ東京社会人サッカーも新しい一年が幕を開けました。今年もSPERIO城北、ならびに本ブログに暖かいご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、つい先日の1/27、来期トップチームの監督として2011年に現役を引退したばかりの元日本代表、米山篤志 が就任したとのニュースをリリースし、相変わらず“華のある人事” で東京社会人サッカー界の話題をかっさらってゆく東京23FC。その米山氏の監督としての記念すべき初采配は、光栄にも我らがSPERIO城北とのトレーニングマッチとなりました。まずは貴重なトレーニングマッチの機会を提供してくださった東京23FCのみなさんに心より感謝いたします。
相手は何と言っても昨年の東京都リーグを無敗で優勝したのみならず、都道府県リーグ勢ながら全社で優勝するという壮挙を成し遂げたチームなのですから、今の時点で自分たちの力がこの強豪相手にどこまで通用するのかを見極めるためにも、しっかり胸をお借りしてドーンとぶつかっていきましょう。
【1本目】
今年新調された城北の新しい黒の練習着はとってもカッコいいんだけども、背番号が入ってないから遠目で見ると誰が出てんのかわかんないのがチョット難点。開始時のフォーメーションは城北は4-4-2。東京23は10番がトップ下の4-5-1、と見受けられました。
序盤から東京23の激しいプレスにさらされて自陣の深い位置でさえボールを失う城北。ボールを奪うことができても、東京23の各選手はボールを失った瞬間の守備への切り替えが素晴らしく早く、あっという間にボールを奪い返されてしまいます。
城北は中盤で繋いでいくのも難しいので早めに前線にボールを入れようとしますが、全体の押上げがきかない中、前で張っているFWが一人でボールをキープするのは難しく、有効な攻めの形を作ることができません。
一方の東京23はゆったりと自陣で回す時と、縦にクサビを入れてシンプルに落とし、前線の選手が次々にアクションを起こしていく時とのメリハリが見事で、ずんずんと城北陣内に侵入、適確なパスワークと鋭いプレスで城北を自陣に押し込めます。
東京23の1点目は15分。左からの大きなサイドチェンジパスを受けた右SBの18番がゴール前に速く鋭いアーリークロス。これを30番がドンピシャのヘッダーを合わせてゴールに叩き込む。
はじめ、このクロスがあまりに鋭かったもので「シュートか?」とさえ思ったのですが、後ほど映像で確認すると、18番がボールを持った時、城北の2人のセンターバックの中間にポジションを取った30番がすかさず手を上げて呼んでいる。DFラインの背後に飛び込めると確信していたのでしょう。そして18番はその30番のイメージに答えるように、ボールを右足のアウトにかけて、CBの間をえぐって回り込んでくるようなインスイングのクロスを入れてきた。その速いクロスにぴたりとあわせる30番。
VIDEO
何というそしてスピード・・・っ!! そして精度・・・っ!!
この時、城北DF陣はほとんど動けず。予測の斜め上をいかれた感じの1点でした。
その後、24分、PA内で突破にかかった9番を倒してしまいPKを献上、6番にしっかり決められて0-2。
続いて27分、東京23左サイドの9番が城北DFを振り切ってクロス、10番が頭で合わせて0-3。――9番、さっき同じ位置で倒したばっかりだもんねぇ(^^;
城北もボールホルダーに対して果敢にプレスを試みてはいるのですが、1枚で寄せて、ただ単に前に立つだけでは、テクニックの高い相手に対して有効なプレッシャーになっていません。2枚で当たればボールを取れる時もあるのですが、こぼれたボールも相手に拾われる確率が高く、チーム全体でのプレスの連動性・実効性に大きな差があります。
そうして素早くパスを回されて単発のプレスが空振りに終わるうちに、城北はいつしか自陣にブロックを作って「待つ」ディフェンスになっていきますが、それだと相手はさらにどんどんフリーの選手ができてしまうので、手の打ちようがなくなってきちゃう印象。
一方で、東京23の旺盛な運動量はまったく落ちてこず、相変わらずのハイプレスが城北のDFラインを襲撃します。城北は最終ラインでさえ安定したパス回しができないほど。結局、1本目の東京23の得点は3点だけでしたが、決定機を全部決められたらあと3〜4点は入っていてもおかしくなかった展開でした。
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お互いにメンバーを変えて臨んだ2本目も東京23が自在なサッカーを展開。
特に、2本目の課題がサイド攻撃だったのかもしれませんが、ボランチに入った5番から大きく左右に展開される高精度の長いボールや、トップに当ててから左右のサイドハーフを走らせるなど、多彩なサイドからの攻撃を見せて、6分、9分、32分と得点を奪う。
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3本目、城北はこれがガチメンバーだったみたいですが、トップに鹿島が入ったこともあって前線でのキープ力が向上。ある程度クサビのボールが収まるようになったことで縦のパス交換もできるようになり、ようやくアタッキングサードまでボールを運べるようになってきました。シンペーの惜しいシュートなども出てきて、やっと少しは良くなってきたなぁ、と思ったその矢先、ロングボール一本で抜け出された相手の選手をPA内で倒してしまいまたもやPK献上。しかも倒れた選手は負傷してしまったようで、これはまったく申し訳ないことになってしまいました。
そして終了間際、DFとGKの連携ミスからこぼれたボールを押し込まれて2失点目。これで3本合計すると0-8という大敗となってしまいました。
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く、くやしい・・・!
いくら格上の相手とは言え、このチンチンのやられっぷりはさすがに悔しいです。 これはもうテッテ的に吉見監督に鍛えてもらわないとイカンですね。
とにかく、この試合で「今の自分たちには何が足りないのか」ということは嫌というほど認識させられたわけですから、この経験を最大の目標であるリーグ戦優勝、そして1部昇格のために有効に活用していってもらいたいと思います。今はまだ種まきの時期。寒い冬にこそ頑張って、楽しい実りの秋を迎えましょう。「桃栗三年、柿八年」 といいますが、城北も今年でとうとう8シーズン目、そろそろ「実」を成らせなくちゃいけない年です。
「柚子の馬鹿めは一八年」 という訳にはさすがにいきませんからね(笑)。しかしそれが仮に18年だろうとなんだろうと、クラブを応援していくことに変わりはないんですが。
とにかく今年も頑張っていきましょう!